キャンプのトイレ事情 〜トイレットペーパー編・前編〜

雑記

オシャレorイケてるキャンプ紹介の雑誌、Web、SNSではあまり語られることのないトイレ事情について考えてみたい。

今回はトイレットペーパー編と題して、前編はキャンプ・野宿の自分が感じたトイレットペーパー事情を語って、後編は実際に自分好みの「トイレットペーパーホルダー」を選んでみたいと思う。

トイレットペーパーとは?

いきなりキャンプブログでトイレットペーパーの話題が出てきけどなんのこと?と思った方もいるかもしれない。これから語るトイレットペーパーとはウ○コしたあとにケツを拭く紙のことである。

なかなか積極的に語られることのない話題ではあるが、人生の中で修羅場に遭遇した経験のある方も多いはずだ。かく言う私も大惨事には至ったことがないが、欲しいものが無いことによる何度か修羅場を経験している。(詳しくは書かないので、読んでいる方の想像にお任せしたい。。。)

トイレがあるキャンプ場でのトイレットペーパー事情

野外で宿泊する場合、キャンプ場とそれ以外の場合に分けて書いてみる。

まずは、キャンプ場でのトイレットペーパーありなしパターンを表にしてみる。個人的な経験則ではあるがだいたい当てはまると思われる。もちろん例外もあるのでその点はご承知おきいただきたい。

Case キャンプ場で 管理人 価格 トイレットペーパー
1 トイレ有り いる 高い ◎ほぼある
2 いる 安いor無料 ◯ときどきない
3 いない 安いor無料 △ないことが多い
4 トイレ無し いない 安いor無料 ✗なし

4つのケースに分けてみた、だいたいこんな感じ分るされるのではないだろうか?

それぞれのケースについて解説しみよう。

  1. 高規格のキャンプ場
    料金はちょっと高めだが設備が充実しているキャンプ場である。これらのキャンプ場はしっかりと管理がいきとどいているためペーパーが無いという状態がほぼ無い。定期的に清掃されていてトイレも綺麗だし、ペーパー切れの場合でもトイレ内に大量に積んであるためそれほど不安はない。
  2. 普通のキャンプ場
    高規格のキャンプ場ほど充実していないが管理人がいるキャンプ場。設備の規模に対して管理人の人数が少ないorワンオペの場合は頻繁にトイレの清掃が行われていない場合がある。この場合、ペーパーが十分に補充されずペーパー切れになっていることもある。1週間に1度しか掃除しないとか、繁忙期で利用者が多くすぐにペーパーが切れてしまうなどいろいろ考えられる。高規格キャンプ場以外を訪れる際はトイレットペーパーの準備は自身で行うことをオススメする。
  3. 僻地や自治体管理のキャンプ場
    格安、自治体管理または山の頂上など人が常駐しないキャンプ場。これらのキャンプ場はトイレは設置されているがトイレットペーパーが置いていない場合が多い。このパターンはペーパー持参が必須となる。例えば有名所でいうと陣馬形山キャンプ場。陣馬形山の山頂付近にあるキャンプ場は長野県中川村が管理するキャンプ場で管理人の常駐はない。たまに管理の方が軽トラで見回りに来たのに遭遇したことはある。
    無料だし管理も大変なので消耗品くらいは自分で用意して下さいというスタンスだと思われる。絶好のロケーションをタダで使わせてもらっている側としては、その通りだと思うので消耗品は自分で持っていくのに不満はない。というか、素敵な場所でキャンプさせていただきありがとうございます、と中川村に感謝を言いたい。
  4. キャンプ場と名のついた空き地
    このケースはキャンプ場とは名前がついているが、野宿と紙一重の場所。そもそもトイレが無いのでトイレットペーパーはもちろん無い。今回は話がそれるので詳しく書かないが、トイレが無いところで大きいのを催した際の対応方法も別の記事で書きたい思う。

野宿でのトイレットペーパー事情

こちらは特に言及するまでもなく、自前で準備していく必要がある。トイレットペーパーが必要な状況でそのへんに落ちている確率はかなり低いだろう。

紙切れの実例を紹介

日中は管理人さんが一人だけで夕方になると帰宅してしまうキャンプ場での実例。

早朝トイレに行った友人が帰ってこないことがあった。かなり時間が経ってから探しに行くとちょうど戻ってくるところに遭遇した。

なにをしていたのか聞くと、朝スッキリしたところでケツを拭こうとする紙がないことに気が付き身動きが取れなくなったとのこと。ちょうどいいタイミングで別のキャンパーが通りかかり紙を渡していただいたので事なきを得たそうだ。

とても綺麗で整備されたキャンプ場ではあるが、泊まっていたキャンパーが多かったので紙切れを起こしていたと思われる。これはCase2の「普通のキャンプ場」に該当し、誰もが遭遇するパターンと考えられる。

この例から分かるように、トイレットペーパーを携行することは大多数のキャンパーにとって必須の事象であり、どの様に携行するのがよいか次で紹介したい。

トイレットペーパーを携帯するアイテムがある

上で書いた友人の例もあり、トイレに紙が設置されているいないにかかわらず持ち歩くようになった。水濡れに弱く、引き裂きにも弱いためジップロックに入れていつも携行していたが、トイレットペーパー用のホルダーがあるのを最近知った。

トイレに行くのにトイレットペーパーを持っていくと、「あっ、あいつウ◯コかな?!」とバレてしまう。すでにそんなことを気にする歳でもないので全然気にはしないが、せっかく非日常を味わいにキャンプをしに来ているのに、日常感たっぷりで生活感が滲み出ている白くてピラピラしたトイレットペーパーをそのまま持ち歩く行為が最近気に入らなくなっている。

▲今はこんな感じで携行している。くたびれ具合よく分かる

 

専用のホルダーはバリエーション豊富で、メーカー、柄、機能などいろいろと選べるようだ。後編では実際に自分好みのホルダーを選び注文するところまで行ってみたいと思う。

↓後編はこちらか

キャンプのトイレ事情 〜トイレットペーパー編・後編〜
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