INDUSTRY NINE HYDRA x STANS FLOW MK4

自転車

半年くらい前に注文したハブ&ホイールがついにやってきました!!!
INDUSTRY NINEのHYDRAです。

最初は自分でホイールを組んでみようと意気込んでいたのですが、待っている間にめんどくさくなってしまい、結局ショップにお任せしちゃいました。

ハイドラのハブがなかなかの高額部品で、ハブ選びの段階であれこれ迷って悩んだのですが、結果的に買ってよかったです!
690ノッチという異次元のラチェットはマジで感動します!

テーマカラーをブルーに決めて、スポークとニップルもブルーで統一しています。
ギラギラした感じになるかと思いましたが、意外と落ち着いてるけど存在感のある仕上がりで満足してます。


メンテナンスも超カンタンで、カセットを分解しなくてもフリーが外せます。


初期はグリスが塗布されていました。オイルに変えるとラチェット音が更にうるさくなるようです。
リップシールが付いてて防水や砂・泥の混入も対策されています。


ラチェットの歯がメッチャ細かいですね。
ベアリングはENDURO製、日本にいると国産メーカーの高精度ベアリングが簡単に入手できるのであまり有り難みがないですが。。。交換時に安く上げたいので、このベアリングが特殊型式でないことを願っています。


グリスの色が違います。MAXIMAのウォータープルーフグリスがこんな色なので、防水目的のグリスっぽいですね。


リムはSTANSのFLOW
オフセットリムを選びました。
ちょっと後悔しているのが、偏芯リムだとCUSH COREのタイヤインサートが上手くはまらない可能性があります。このホイールを装着するバイクはトレイル用のLEVOなのでインサート入れる予定はないですが、新しくホイール組むときは注意が必要なポイントですね。


重量測定はリムテープ、バルブなしの状態で
フロント 943g
リア 1058g
前後合計で2001g となりました。

フロントはあまり変わらないのですが、リアは100g以上軽くなっています。


トラブル①
リムテープがあと30cm足りなくなりました。。。
新しいのを買ってきて継ぎ足して対応します。オーバーラップを長めにとったのでたぶん大丈夫です。


トラブル②
ホイール取り付け予定のLEVOのホイールのフリーボティがまさかのシマノ形状でした。。。
12sなのでXDドライバーだとばかり思っていたのですが、SRAMのエントリーグレードの12sはシマノ11sと同じフリーの形状でした

どうする?どうする?と散々悩んだ挙げ句
ENDUROのリアホイール分解(タイヤインサート取り外し)

ENDUROのXD対応カセット(XG-1275)を新ホイールに組み付け

LEVOカセット(PG-1230)とLEVOホイールをENDUROに移植(インサート取り付け)

丁度良い機会なのでシーラントも入れ替えました
半年くらいするとシーラント成分が分離してしまってパンクを塞ぐ効果はほぼ無くなると思われます。
一年放置するとヨーグルトの上澄みみたいな澄み切った液体しか残っていないので、パンク修理キットを携行しない場合は頻繁にシーラントの交換が必要ですね。

散らかし過ぎて妻にかなり怒られました、、、
平日の仕事終わりと土曜日を使ってなんとか作業終了です


今回ENDUROのカセットをLEVOに移植したわけですが、これでかなりの軽量化になりました。
LEVOは車両価格が高いくせいに使っている部品が意外とショボいです
XD対応しててほしかったです。。。

インサートも外したし、ハブも軽くなったしで300gくらい軽くなっています。
もともと軽いEバイクでしたが、今回のカスタムで更に軽くなります。
ここまで大幅に重量を落とせるのはホイール周りだけだと思いますので、コスパ高めのカスタムでした。


【余談】
SRAMのコンポはいつも使っているのに、あまり興味がありませんでした。
今回のカスタムで嫌でも互換について考えさせられました

ENDUROのカセットXG-1275はピンを使ってスプロケットを接合しているらしく、その手法が軽量化につながっているとか

LEVOのカセットPG-1230は、11sから12sへのアップグレードのハードルを下げるためのモデルらしく、11sのシマノフリー(マイクロスプラインじゃないやつ)と互換があるようです
値段は安いのですが、重量もかなり重く、分解してみて「こんなのついていたのか。。。」と絶句しました


完成!
満足度高めのカスタムでした
ちょっとそのへんを試走しただけでも軽くなった効果が体感できました!
[おわり]

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