3社のボルトが手元にあったので比較してみました。各社互換性がないので、ディスクを変更する場合はボルトも変更した方が良いですね
SHIMANO
シマノのボルトは座面がギザギザになっており。板金パーツと共締めして使います。板金側に爪が付いていて、この爪がギザギザに引っ掛かることで緩み止めの効果を発揮すると思われます。
ただロックタイトがボルト側に塗布されているので、保険みたい感じでしょうか。他社はこの部品がないので本当に必要なのか不明です。
ネジ座面の形状が違うため、ボルト単品での使い回しはNG
シマノも首元は細めです。
MAGURA
普通のボルトです。首元は細め。MAGURAのボルトはすべてのメーカーのローターに対して取り付け だけ はできると思います。いつものお約束ですが自社以外のボルトとローターの組み合わせ以外は使用不可が定番です。
SRAM
SRAMのボルトは首元が太くなっています。MAGURAローターをSRAMボルトで取り付けしようとしたところ、ディスクローター側の穴が小さくボルトの首元と干渉しました。
ローター側の取り付け穴がSRAMの方が大きいと思われます。
なのでMAGURAボルトでSRAMローターを固定すると取り付け穴の隙間が大きく、回転中心が適切な組み合わせと比較してわずかにずれる可能性があります。(そもそも部品単体、ハブ側の公差はどうなんだって話もありますが、それはここでは考えません)
まとめ
ディスクローターのメーカーに合わせてボルトも交換しましょう。新品で買うとだいたいボルトが付いてきますが、流用したり予備部品から回し混むとメーカー違いが発生します。
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