最近購入したキャンプ漫画の感想。
序盤は雫のワガママ加減に見ていてイライラしたが、最後まで読むと続きが気になってしまう。そんな漫画でした。(おすすめ)
あらすじ
ソロキャン好きの厳さん(34)がキャンプ場で出会った雫ちゃん(20)の強い要求(脅迫?!)により二人でソロキャンプをするという謎の展開のキャンプマンガである。
ソロキャン満喫中の厳さんの前に突如現れ、自己中全開の要求をゴリゴリ通していく雫は見ていてとてもイライラする。現実的にこんなやついないと思うが、いたらドン引き、常識を疑いたくなるレベル。
最初は嫌がっていた厳さんも昔の自分と雫を重ね回想する。気がついたらなんやかんやで二人のソロキャンプがスタートしている。
見どころ①:雫ちゃんがかわいい
雫ちゃんは20歳で調理師の専門学校志望の短大生。かわいくてお○ぱいが大きいとか青年漫画にありがちな設定。かわいい。
上の方で見ていてイライラすると書いたが、自分が同じ展開になったらニヤニヤしてスケベ心全開になっているかもしれない。
見どころ②:サラッとキャンプ知識の解説あり
定番のフェザースティックの作り方やバーナー・コッヘルの選び方などキャンプの基礎知識的な部分にサラッと解説されている。キャンプ初心者の雫ちゃん視点でいろいろ質問すると厳さんが楽しそうに解説してくれるお決まりのパターンだ。
既に知っている人は『あ〜、あれね!』と共感しながら、あまり詳しくないひとは『ふむふむ、なるほどな〜』と学びながら読める。
見どころ③:魅惑のキャンプ飯
主に酒の肴としてキャンプ飯が頻出する。半分くらいはキャンプ飯の漫画と言っても過言ではない。
缶ビール片手にツマミをパクっと一口、それをビールで流し込む! 見ているだけでキャンプに行ってビールが飲みたくなる。いつもは焼くか煮るで簡単に済ませてしまうが、この漫画を見ると家でちょっと下ごしらえをして絶品ツマミをキャンプ場で楽しんでみたくなる。
いつもは堅い感じの厳さんが雫ちゃんの料理で満足している姿にほっこりする。
1巻
1巻から怒涛のキャンプ飯ラッシュ。ツマミメニューだけでなくサラッと朝食メニューも登場する。雫ちゃんのメニューと厳さんのメニューでそれぞれ個性が出ているのが面白い。
僕なんかはスモークタンとかヨコザワテッパン系の焼き肉は簡単でよくやるのですごい共感できる。一方で雫ちゃんの手の混んだメニューはまず自分では作らないので羨ましい。突如現れた可愛い子にぜひ作ってもらいたいものだ。
2巻
2巻はお買い物編があったので料理は少なめ。『野菜巻き串』と『おつまみドライカレーセット』が気になる。家でやってみようか。
3巻
2019年8月に発売されていたので買いました。3巻では新キャラで厳の旧友の彰人の正体が判明。チャラ男っぽい外見とは裏腹に意外といい人そうな感じ。雫ちゃんと厳の関係を後押しするキューピット役となるのか?次巻以降に期待。
今回のキャンプ飯は、厳さんは缶詰特集で雫ちゃんはブラジル特集な感じ。ブラジル飯の『シェラスコ』と『モーリョソース』が美味しそう。ソロキャンプでは面倒なので作らないが、グループキャンプの時は挑戦してみたい一品。『カショーホケンチ』なんて初耳なメニューもあるがようはブラジル風ホットドックらしいです。
そのほかは紙コップ炊飯が面白そうだったのでこちらも挑戦してみたい。
4巻
2019年11月発売の4巻を購入しました。
この巻ではチャークロスの作り方と焚き火マナー、新キャラとして元カノの花夏(かな)が登場と源の過去の回想がメイン。キャンプと料理は少なめです。
当ブログタイトルである『焚き火ライフ』という章があり、その章でチャークロスの作り方と焚き火マナーについて触れている。
以前に焚き火に関する法律の記事を書いたことがあり、漫画の中で解説されているのも同じような内容。
キャンプのキレイ部分を煽るのではなく、影響力のあるマンガでマナーやルールに関する部分を周知・解説するのはとても効果的で良いことだと思う。
多様なキャンプスタイルのどれもいいよね!人それぞれ好きなようにやればいいよね!って考え方も共感できる。
麻婆豆腐が豆腐をまるまる投入してスプーンですくいながら食べるスタイル。寒いなかでピリ辛ホカホカの豆腐をつまみにビール飲みたい!
続編
4巻は2019年11月1日でした。5巻は2020年の2月頃かな?
次巻の『元カノ・花夏』との展開に注目!
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