蛇石キャンプ場 2018.5.12

キャンプ場

今回は長野県辰野町にある蛇石キャンプ場でのキャンプ日記

大自然の中の無料キャンプ場でサイトも好みに合わせて色々選べる。5月中旬の気温は夜間で10℃前後、風が吹くと寒く感じた。このシーズンは新緑の若い緑がきれい。虫は蛾とブヨが多いく巨大な蛾がぶつかってくるとびっくりする。家に帰って片付けをしていると小さなハサミ虫が大量についてきていた。

場所 長野県辰野町
料金 無料
サイト フリーサイト
トイレ 有り(男女別、洋式)
水場 有り(飲用不可)
焚き火 可(直火もOK?)

■蛇石の由来

「蛇石」 と書いて 「じゃいし」と読むらしい。蛇石の由来は、川の中にある大蛇のような形をした岩脈から来ているらしい。

▼蛇石

写真だと分かりにくいが中央の段々になっている石がそれである。川の中を大蛇が泳ぐ様な岩の模様がみられる。かなり長い石で川の中に入らないと写真に全景を収めることは難しそう。

キャンプ場までの道は辰野市街を抜け田んぼが広がる谷の間の道を延々と登っていく。一般車両が通行できるゲートを左に曲がるとキャンプ場となる。

▼左がキャンプ場入口、右は一般車両通行禁止

▼クマ注意の看板。道中では猿の群れと遭遇。

サイトは大きく分けて4エリアとなっている。

  1. 駐車場とトイレのすぐ前フラットで荷物の積み下ろしは簡単。すぐに蛇石までアクセスできる。
  2. トイレの裏手の一段高い場所に平らな部分がある。川から少し離れるが木に囲まれ静かそうな場所。
  3. 一本橋を渡った先のサイト。狭い端を渡っての荷物の運搬が必要。比較的開けており一部屋根が付いたエリアもあり。
  4. 駐車場横の水道の裏側。3つ目のサイトと同じ位の広さでかなりのテントが張れそう。木が多くハンモックなどに良さそう。地面は石が多いがしっかりとしたペグなら問題無さそう。ただ、平らな部分が少なく設営には場所を選ぶ。今回、僕たちはここに設営した。

▼橋とその先のサイト、比較的開けている

▼奥のサイトを利用する場合は、この橋をわたる必要がある。大きな荷物があると大変そうだ

▼橋の下を流れる川

▼トイレ前の駐車場と炊事場。今回は炊事場のさらに奥でテント設営。

▼炭や焚き火のあとがそのまま放置されている

直火OKなのか不明だが、いたるところで焚き火の跡が放置されていた。焚き火跡の中にゴミが放置されているところもあり非常に残念。とても良いキャンプ場だと思うが、このようなことが繰り返えされるとそのうちキャンプ禁止となることも考えられる。最低限の焚き火マナーをもってキャンプをして欲しい。

▼燃え残った薪。生木のまま燃やしたのだろうか?

▼ナナフシの幼生。小さくてかわいい。まだこのサイズなら許容範囲。さらに大きくなると勘弁。。。

▼ランタンのマントルに穴が空いていたので交換。フィリピン製の大王マントルを導入。

▼大王マントル。良い感じ。

コスパ最強の大王マントルに交換 コールマン286Aランタン
コールマンの286Aランタンのマントルが破けてしまったので交換をした。 Amazonでマントルを物色していると純正よりも安いフィリピン製の「大王マントル」を発見!!! レビューを確認するとなかなかの高評価で値段を比較すると純正品の半分以下。...

▼夕飯はキムチ鍋。100均のアルミ鍋の使い捨てが直火調理できて便利。

▼焚火台はコールマン ファイアディスク。吸気がイマイチだが軽さ、頑丈さ、片付けの簡単さはトップクラス。

放置された直火跡が多くて全ては無理だったが、燃え残りの薪や炭などは一緒に燃やしかまどの片付けをした。燃え残りの薪は生木なのか水分が多く燃えにくい。持参した乾いた薪でガンガン加熱するとなんとか燃えた。広葉樹が多いため拾ったものだけで焚き火をしようとすると燃え残るのは当然だろう。丸焦げにし処分に困った薪をそのまま放置していくのはとても残念な行為だと思う。誰かが片付けてくれるだろうと思っているのかもしれないが、自分で片付けるのが筋だろう。

▼ハンモックで寝袋

夜はテントの中で寝たが、朝起きてからハンモックと寝袋の組合せを試してみた。ハンモックに乗ってから寝袋の中に潜り込むのがなかなか難しい。ゆらゆらと揺られながら寝袋に包まれるのはとても心地がよい。ただ、朝は少し風が吹いておりハンモックの下側は風がよく流れるためお尻と背中が寒かった。夏場は快適だろうが気温10℃前後では断熱のためマットがあると良さそう。

▼ハンモックで寝袋2

揺られながらの写真。自立して蚊帳付きのモンベルスタンモックが欲しくなる。

▼ファイアディスクの片付けはとても簡単

前夜の焚き火をやめる時に細かくなった炭を火消し壺に移しておいた。朝には焚火台の灰も火消し壺の炭も冷たくなっていた。灰はゴミ袋に入れて持ち帰る。使えそうな炭などは次回再利用する。焚き火をする時は片付ける方法と手段を確実に準備する必要がある。

いつも帰る時は忘れ物がないかとゴミが落ちていないかチェックをする。もちろん自分たち以外のゴミも拾って帰る。皆が自分が来た時以上にキレイにして帰れば、皆が気持ちよくキャンプ場を利用できるはずだ。特に、無料のキャンプ場などは管理人が常駐しているわけではないので利用者の心がけ次第で良くも悪くもなる。最高のロケーションを無料で使わせていただいているので、マナーを守ってキャンプを楽しんで欲しい。焚き火の後始末関連で色々書いたが、ここまで利用マナーが悪いキャンプ場は初めてだったのでびっくりした。

蛇石や渓流、周りの木々などとても良い場所なので、いつまでもこの環境が使えるようにブログを読んで蛇石キャンプ場を訪れた方はちょっとキレイにして帰る気遣いをぜひともお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました