軽トラの天井断熱と遮音 エアロフレックスで超快適に!

車・バイク

新車で購入したハイゼット。軽トラなので当たり前なのかもしれないが、断熱や遮音性が乗用車と比べるとかなり劣っている。

特に天井の弱さが顕著で、雨が鉄板を叩く音が上から降ってくる感じで、ほんとにやかましい。

あとは断熱も弱点で、6月の猛暑前ですらルーフの鉄板表面の温度が50度を超えていた。これは50度の熱源が頭の上にあり、そこから輻射熱が放出されているということになる。要するに暑い。

ネットで調べても本格的な工業用?の断熱材を使っている方は少なく、車用の薄いやつの割合が多い。断熱性能は熱伝導率×厚みで決まるので、高性能な断熱材をできるだけ厚く使うことで断熱効果を期待できる。

エアロフレックスという、工場やチラー設備ではおなじみの高性能断熱材を使って断熱処理をしてみた。

防振・遮音 日東電工 レジェトレックス

断熱材の設置前に防振、遮音シートを貼り付ける。日東電工のレジェトレックスが安価かつレビューも良さそうだったので購入。薄いアルミ板にゴムっぽい厚手の粘着物質がくっついている商品。

50cm幅の4つ折りタイプを購入。意外と重い。この重さが振動や騒音を減衰してくれると期待している。

ゴム部分が厚め、アルミシートもそれなりの厚さがあり、アルミホイルほどペラペラというわけではない。


四つ折りは安価だけど折り目がつくので気にする人は折り目が少ないか折っていないタイプも割高だけど販売がありました。


はさみでも簡単にカットでき、加工のしやすさは問題なし。

カット済みのタイプもあるので、部分的に貼って対応する方はこちらの方が施工が簡単です。全面貼らずに部分貼付けでもかなり効果はあるようです。


これが処理前のルーフ。内装材は取り外した状態で、内装がないといきなり鉄板があるのみです。


初めてやるのでYouTubeで予習をして貼る。密着、圧着が大事なので壁紙用のローラーでコロコロする。


端から剥がれやすいとの情報があり、アルミテープでレジェトレックスの端の部分を覆うように処理する。

ここまでの処理で天井をコンコン叩いた時の音が激変していた。処理前は軽めの音で響く感じがあったが、処理後は音が小さくなり響く感じも無くなっていた。音、振動が減衰している、とでも表現すれば分かりやすいですかね。

エアロフレックスで断熱処理

エアロフレックスは2m × 1m 厚み10mmのものを購入。ハイゼット エクストラは内装材と天井の間に空間があったためこの厚さを選んだ。車種によっては10mmが入らない場合もあるのでご注意ください。

楽天かモノタロウでの購入が種類が豊富です
両面テープのあり・なしで値段がかなり変わるので用途に応じて選定してください。


軽トラの横幅(さゆい)に合わせてカット。前後の長さは1mでピッタリでした。


両面テープを用意していたが、隙間や内装材を固定するとブラケットに引っ掛けるだけで取り付けができた。一部ブラケットに重なる部分はカットが必要。

この状態で内装材をはめればとりあえず使える。暑いと若干垂れてくるが、内装材がかなり硬いので低身長の自分には影響無し。

下の写真の状態でで明らかに熱の伝わりが軽減されたのが分かる。これはすごい。

断熱、遮音の効果は?

音に関しては、雨の日の天井を叩く音が激減した。対策前を100とすると対策後は5くらいな感覚。レジェトレックスだけでなく、エアロフレックスも吸音に寄与している印象がある。小雨だと上からの雨音はほぼ無し。強めの雨でやっとポツポツ音がする程度まで改善している。

断熱に関しても劇的な効果があり、上からの暑さ、熱はかなり和らいでいると感じる。社内温度が上がりにくいため、エアコンの効きが早くなり、社内がある程度冷えたあとはエアコンの風力を下げないと凍えるくらい寒くなる(軽トラなのでオートエアコンではない)

まとめ

車の遮音、断熱は初めてやりましたがここまで効果があるとは思いませんでした。元がほとんど何もされていない軽トラなので効果を感じやすいのかもしれないですが、今後は車買ったら自分で処理してみようと思いました。

材料費1万円くらい掛かっていますが、費用対効果はとても大きいです。

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