今まで使っていた着火剤がなくなってロゴスの防水着火剤なるものを買ってみたので、これまで使ってきた着火剤やライターなどの感想・考察をまとめてみた。
ロゴスのウォータプルーフ着火剤
ホームセンターで売っているおがくずに灯油を染み込ませて固めたような『よくある着火剤』がやっと終わったので新しい着火剤を買ってみた。(文化たきつけ的なあれです)
買ったのは水の中でも火が消えないとかで見た目のインパクトが強いロゴスの着火剤。
タブレット状で小分けに入っているのだが、1個あたりのサイズが大きいのでさらに半分にしてラップで巻いて携行できるようにする。
↓アルミのシートを剥がすとこんな感じで着火剤が詰まっている。
↓ナイフでサクサク切っていく
揮発しているのか分からないが下に敷いていた新聞紙に染み出しがあり。手で触るとベタベタはしないがオイリーな感じはある。今まで出会ったことのない謎の物質。
濡れた新聞紙はよく燃えそうなので取り扱いは注意。
カットしてて思ったけど最初から小分けのほうが良いかも。炭の着火であれば1個分まるまる必要になるが、火付きの良いソロストーブで細い木の枝への着火であれば半欠けでも多いと思う。
Amazonで似たようなの探すとFiresideから小分けのちょうどよいサイズの商品が販売されている。正直なところ最初からこっちを買えばよかったと思うが後の祭り。コスパとかはあまり気にしないのでとにかく便利であって欲しい。
文化たきつけ系の着火剤
『おがくず x 灯油』のザ・着火剤は入手性が良くて安価で火付きも良いのだが、一度開封すると灯油が揮発するため火付きが悪くなる点が玉に瑕。
板チョコみたいに入っていて、使うのは一欠けか二欠けくらいなので、気づいたらだいたいパサパサになっている。パサパサでもそれなりに使えるが、放っておくと劣化してしまうのは負けた感じがしてあまり好きになれなかった。
それと板チョコ1枚のサイズが大きく軽量キャンプには不向き。上記の灯油の乾燥もあるのでできるだけ開封したくない。車キャンプからULキャンプにスタイルが変化する中で使い勝手の悪さを感じていた。
キャプテンスタッグのお徳用パックが終わったので、ロゴスの防水着火剤に移行した。
ゼリー状着火剤
ゼリータイプはまだ使ったことないのだが、『チューブメタEP』が服部文祥さんのサバイバル登山入門で紹介されており気になっている。
チューブにゼリー状の着火剤が入っているタイプで、揮発の心配もないし一回の使用量も自由に調整できるので上で紹介した着火剤のデメリットを解消している。
ゼリー状で密度が高く携帯性も良好。次に買うならこれかなと考えている。
火打ち石
ブッシュクラフトが流行っているので皆さん一度はフェザースティック作って麻ひもほぐしてシュッシュッしたことあるのではないだろうか?あとYoutuber ヒロシのキャンプ動画でも火打ち石で着火して火吹き棒でフーフーしてるのも見慣れているはず。
火打ち石は上で紹介した燃料系の着火剤とはジャンルが異なり、物理的な摩耗で火花を発生させて火を起こす。
燃料系の着火剤と違い火打ち石で火を起こそうとするとそれなりにスキルが要求される。練習しておいて損はないが、毎回火打ち石だと面倒に感じるときもあるので燃料系の着火剤との併用が無難。燃料系も火打ち石もどちらも単体では機能しないので、火を付けるきっかけと長く強く燃やすの2つの機能が必要になる。
ガソリンやガスストーブの着火にも使えるので、予備としていろいろなところに忍ばせておくと緊急時に助かることがあるかもしれない。
↓Amazonでも火吹き棒付きの廉価なやつが大量に出品されている。中国で作ってるのを輸入して売っているのか?どれも同じ見た目と商品内容。単純なアイテムなのでこういうのは無名のブランドのやつでも機能的には遜色ないだろう。
ライター・バーナー
着火剤ではないが、着火剤に火を付けるアイテムとして必須。
100円ライターなど安価に手に入る火起こしアイテムをいろいろなところに忍ばせておくと安心。
最近はSotoのマイクロトーチが見た目がよくて気に入って使っている。100円ライターと比べると値段は高いがロープの端を丸めたりとちょいちょい使う場面がある。
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