Amazon
激安温度測定器
焼肉用の鉄板を購入した時に気になっていたのが、ガス缶の爆発事故である。
鉄板をバーナーで熱し続けると、鉄板からの輻射熱でガス缶が加熱され爆発することがある。夏場のレジャーシーズンの事故ニュースでよく耳にするそれである。
さて、僕が持っているSOTOのCB缶コンロと鉄板の組み合わせで使うと、どのくらい危険なのか気になるところ。CB缶の注意書きを読むと40℃以上になる環境では使うなと書いてある。
まずは、鉄板を乗せて加熱し続けるとコンロとCB缶の温度がどのようにへんかするのかを確認するためAmazonで温度測定器を購入してみた。
Amazonで3500円。4chの測定が可能なタイプ。
データロガーと温度センサー(熱電対とかサーモカップルとも言う)が4個セットになっている。
付属の電池を入れて準備完了。プラスのネジ止まっているのでドライバーを持っていない人はすぐに使うことができないので注意が必要だ。
非常にちゃっちい感じのセンサー。まぁ、値段が安いので許容範囲か。
こいつが4個ついてくる。
熱電対は「異種金属の接続点に温度が加わると起電力が生じて〜(ゼーベック効果)」みたいなうんちくはWikipediaを参照されたし。
要するに、写真の汚く接合されている部分がこのセンサの肝の部分である。
コネクタのクオリティもそれなり。プアな感じがハンパない。
使い方は超簡単で、コネクタをロガーに挿して電源をいれるだけ。
写真を撮ったのは9月の夕方。室温は20℃後半くらいなので大きく精度はずれてないようだ。
いろいろ機能があるように見えるが、実際は底まで使わない。USBとつないでロギングしたデータを吐き出せるタイプが欲しかったが予算オーバー。
時間ごとの温度変化を観察したい場合は、人間ロガーで温度変化をタイピングし続けるしかない。それか動画で画面を撮ってサンプリングするのなんかありだと思う。
機能の1つに単位の切り替えができる。たぶん、このセ氏表示しか使わないと思うが。。。
「どえふ」の「えふ」は、ドイツの物理学者ガブリエル・ファーレンハイト氏の「F」らしい。Wikipedia
こんな精度の悪いロガーでKとか使ってると物理の先生に怒られそう。この機能は必要あるのだろうか?
単位は「℃」「℉」「K」の3種類で切り替えが可能でした。
次の機能はバックライト。ディスプレイが白っぽくなっているのがわかる。暗いところでも使えるメリットがある。たぶん、暗いとこでは使わないけど。。。
最後にホールド機能。
ホールドボタンを押した時の温度を保持できる。
収納は専用の緩衝材入のポーチがついてくる。
チープ感は否めないが、値段の割にしっかりと温度表示してくれるのですぐに壊れなければ良い買い物だと思う。
次回は鉄板をコンロで炙りながらガス缶の温度がどのように変化するかを観察してみたい。
コメント