美味しそうなステーキをナイフで切り、翌日に確認すると錆びていた。
前回も同じようなことがあり水分でも付着していたのかと思ったが、毎回焼いた肉を切った翌日にサビが発生しているので水分ではなく肉に含まれる油分?成分?が原因と思わる。
今回は使用後にしっかりと刃を拭きっとったが、オイルメンテンナンスは帰ってからで良いと思って特にケアしていなかった。次回以降は肉を切るときは注意して使ったあとのメンテナンスに気を遣いたい。
深刻なサビの深さで粗めのヤスリで時間をかけて除去した。
以下、写真で詳細を説明する。
▲キャンプ翌日のモーラナイフ
肉にあたった部分だけが赤錆のようなものが発生している。
▲ブレード全体 先端のみサビ
▲錆落としで320番、400番、1000番の水研ぎヤスリを使用
▲400番で磨いたあとの写真
はじめ1000番で軽くこすれば落ちると思っていたが、深いサビが全くキレイにならないので400番に変更。
400番で念入りに磨いても深いサビは消えない。320番に変更し当て木などをつかながら強めに磨くが深いサビは消えてくれない。
そもそもだが、モーラナイフのブレード側面はかなり凹凸があり買った状態では面の状態は悪そうだ。面が凸凹しているためヤスリを当てたくても当たらない、凹んでいる部分がキレイにならないのだと思われる。
側面の平らを出したかったらもっと荒目のヤスリと当て木を使ってしっかりとフラットを作ってやる必要がありそうだ。
1度面出しをしてやれば、今後は番手の細かいヤスリでちょっと磨くだけでキレイになるはず。
▲320番で磨くとここまで改善しいたが、ポツポツと小さく深いサビは残る
炭素鋼なので錆びるのは当たり前だが、使うたびに錆落としをしなければならないのは避けたい。黒染めで黒錆を定着させるのが定番の防錆方法みたいだが、テカテカヌルヌルに磨き上げたナイフにも憧れるので錆とうまく付き合いながらこの銀色を楽しみたいと思う。
錆落としの磨きと刃の切れ味を上げる研ぎは別の作業。今回の磨きで刃が丸くなっていそうなので時間を見つけて研ぎの方もしっかりとやっておこう。
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