妻に包丁が切れなくなったので研いで欲しいと依頼があり、久しぶりに砥石を引っぱり出してきて研いでみました。
半年以上キャンプに行っていないので、ナイフの使用頻度が激減。家だとまず使わない。なので砥石の出番もここのところ無かった。
本を読んだりYouTubeで動画を見たりして、研ぎについて分かったつもりなっていたが、意外とやってみると難しい。
砥石に刃を押し当てる力加減だったり、刃の角度、そもそも研げてるかの判断。
この手の技術は理論も大事ですが、やってみて試行錯誤していく方が習得が早かったりします。
今回は久しぶりなので研いでいても研げてるのかよく分からず途中から不安に。
自分の爪に刃を当てて引っかかるか確認をしてみる。刃が丸まっていると爪に食いつかず滑ってしまうのですが、しっかりと刃がついてくると爪に引っかかるようになってきます。
なかなか刃が付かないときは包丁の角度が悪いか砥石と包丁の密着が悪い可能性があります。角度は研ぎたい部分が砥石と当たるようにイメージをすることで意外とうまくいきます。密着は研ぎたい部分の刃の上から、指で押して刃が砥石としっかり当たるように適度な力加減で研いでみるとうまくいきます。
ここら辺の感覚は文章で説明するのは難しいので、習うより慣れろ。の世界ですね。
あとは目視で刃先の色を見ながら均等に砥石が当たっているかを確認したりと15分くらい格闘して完成。
キレ味チェックは妻からの「トマトが切りやすくなった!」の評価をいただきましたので、それなりに研げていたようです。
一緒に研げばよかったのですが果物ナイフを研ぎ忘れたのでまた近いうちにやってみようと思います。
[おわり]
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