Kindleで「北欧ナイフ入門」という本を購入し読んでみたら自分でもナイフが研げるんじゃないかと触発され砥石を購入した。炭素鋼のモーラナイフを購入して1度使ってしまっておいたら錆びていたのが前回まで。
Amazonで1000番と3000番の両面砥石を購入
どれを購入すれば良いのか分からなかったので、値段が安くて包丁用と記載のある小さいタイプを購入。
スエヒロ砥石の型式「SKG-27」という1000番と3000番の砥石が一体になったタイプ。刃欠けがある場合はもっと低い番手から研いだほうが修正が早いらしいが、自分のナイフは一回しか使っていないため刃欠けはない。むしろサビだけなら研ぐというより磨くという方が適切だろうか?
青い面が1000番
黄色い面が3000番
研ぐ → 切れ味を良くする
磨く → 見た目を良くする
▲買った砥石と錆び始めたナイフ
砥石の使い方
砥石デビューなのでユーチューブを見たり説明書を読んだり事前の手順を確認し知識の補強をする。
最初は水によく浸して砥石に水を吸わせるらしい。水の中に入れるとぶくぶくと泡が出てくるが、これは砥石と砥石の接着面に入った空気が出てきているっぽい。
▲浸して10分以上待つ
次に付属のゴム台に載せ滑らないように濡れ布巾を敷く。
▲ナイフのサイズ感は砥石と同じくらい。もう少し大きいサイズでも良かったかも?
研ぎ
何事も経験が大事。とりあえずやってみる。
▲研ぐ前の状態。側面のシミのようなサビが目立つ
▲砥石の説明書に書いてある方法で何度か研ぐ。砥石の上の汚れ?研ぎ汁?は流さずにこのままで良いらしい。乾いたら少し給水する。
このあとは必死に研いでいたの途中の写真は取り忘れ。。。研ぎ終わりの写真を御覧ください。
▲刃先をそれっぽく研いだあとに側面も砥石を当ててみた。想像以上に歯の側面の凸凹が深くまだらになっている 。この部分は砥ぎとは別にカマボコ板に紙やすりを巻いてフラットに削った方がキレイになりそう。
↓刃先 正直うまく研げているか分からないが紙をシャって切るのはできたので満足。
▲よく見ると刃欠けがところどころある
▲グリップの付近は研ぐの難しい。写真からだとグリップスレスレの部分は砥石が当たっていないように見える。
▲先端のシミのようなサビは意外と深くて落としきれなかったので断念した。
▲側面の点サビもしぶとい。側面の凹凸が大きいが故に点サビまで砥石が当たらないのだと思う。そもそも砥石で側面を研いでも問題ないのだろうか?ヤスリでやれって?
▲刻印はレーザーっぽい。ここも研いだの薄くなってしまった
▲まだら
まとめ
見よう見まねの砥石デビューでしたが「北欧ナイフ入門」の本に書かれている正しい研ぎ方には遠く及ばず、意識してもなかなか難しいと感じた。スカンジングライドの刃なので面を砥石に当てていればそれなりに研げるのかというとそうでもないらしい。
北欧ナイフの入門の著者の方は「むしろマイクロベベルを研いで、ある程度の強度を刃にもたせたほうが使いやすい」とも言っている。
次の研ぎではスカンジングライドのベタ当ての研ぎ方ではなく、マイクロベベル砥ぎを意識してやってみたい。
あとブレード側面の凹凸とブレードバックの粗さ対策も検討したい。
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