ヘネシーハンモックを輸入する 日本未発売モデルの入手方法と費用について

テント・タープ

日本で買えないヘネシーハンモックの種類

ヘネシーハンモックはハンモックと蚊帳、タープ、ツリーストラップがひとまとめになった、いわゆるシステムハンモックと言うジャンルのハンモックになる。

Hennessy Hammockはアメリカの企業で日本で商品を購入するにはA&Fのようなアウトドアショップや個人で輸入している業者から購入することになる。

本国のサイトで確認するとざっと15種類くらいのラインナップがある(zipとclassicを分けるとさらにある)。意外と種類が豊富で、用途別に細かい部分の作りが異なっているのが特徴。

たくさん種類があるみたいだけどハンモックの単価が2万円前後からと高額なため、輸入業者で在庫を持ちたくないのか、日本ではスタンダードなモデルの3種類くらいしか購入できない。

普通に使うだけであればスタンダードモデルで全く問題なし。凝った使い方をしたければ本家サイトから用途にあったモデルを購入することができる。

日本で買えるモデル

日本の通販サイトで良く見かけるモデルは以下の3つ

  • エクスペディション (¥27,500-)
  • ウルトラライトバックパッカー (¥38,500-)
  • リーフハンモック (¥11,000-)

A&Fとかラインナップの多い会社だとさらに以下のモデルの取り扱いがある

  • ハイパーライト (¥44,000-)
  • ジャングルエクスペディション (¥35,200-)
  • ジャングルサファリ (¥44,000-)

※価格はA&Fオンラインストアの価格を引用。2019.12.27
ハンモックで2万円オーバーって結構高いよね。。。それなりの良さはあるのだけど。。。

僕はウルトラライトバックパッカーを持っていて何度か使った感じでは、一人でハンモックキャンプをするだけであればウルトラライトバックパッカーかエクスペディションの2種類から選んでおけば間違いない。

二人で使いたいとか断熱材を仕込める二重底モデルが欲しいとかであれば日本では入手できないので本家サイトからの購入をおすすめする。

ヘネシーハンモックの輸入方法

ヘネシーハンモックを個人で輸入するなら以下の3サイトがおすすめ。
輸入と聞くと難しく思うかもしれないが、日本で通販サイト使うのと同じように商品を選んでカートに入れて注文ボタンを押して待つだけ。世界中の商品を画面で選んで簡単に購入できる良い時代になりましたね〜。

ヘネシーのウルトラライトバックパッカーは以前REIから購入した。その時の記事は↓を参照。

【輸入&レビュー】ヘネシーハンモック ウルトラライトバックパッカー 【Hennessy-Hammock Ultralite-Backpacker】
REIの年間ボーナス(10%還元!!!)があったので以前から気になっていたヘネシーハンモックを買っちゃいました。日本で買うと高いので値段が安くて還元ポイントが使えるREIからの購入です。 REI(アメリカのアウトドアショップ)からの購入(輸...

輸入の費用と期間

今回はヘネシー公式からしか購入できないモデルを買ってみたので、輸入に掛かった費用と期間をまとめておく。

ハンモックの価格とそのほかの費用

まずは今回購入したアイテムたちはこちら

  • Customize your Jungle Explorer Zip XL – Hammock body plus 72″ webbing straps
  • SuperShelter 4-Season Insulation System # 1 Zip
  • Heat Reflecting Double Bubble Pad XL
  • Free – Snakeskins & Water Collectors

XLサイズのハンモックとXLハンモック用の銀マット、さらにウルトラライトバックパッカー用のシェルターシステムを購入した。今回はヘネシー純正の断熱材を使ってみたかったので2種類買ってみた。あとはXLサイズのハンモックはどのくらい広く快適になっているか気になったのでハンモックのみ追加購入。
スネークスキンとウォータコレクタはオマケで付いてきた。スネークスキン単体で購入すると3000円くらいするのでこれは地味に嬉しい。

で、けっきょくいくら掛かったかというと↓こんな感じ

アイテム価格
【ハンモック】ジャングルエクスプローラーXL(+ストラップ)$190(¥20,900)
【断熱材】4シーズン スーパーシェルター$140(¥15,400)
【断熱材】ダブルバブルパッドXL用$40(¥4,400)
【オプション】スネークスキン&ウォーターコレクタ$0
【送料】HennessyHammock$60(¥6,600)
【関税・手数料】Fedex¥4,100
■合計(1ドル110円で計算)$430(¥51,400)

送料で60ドル取られているので関税分はヘネシーで負担してくれるのかと思ったが、あとからFedexから『関税立て替えましたよー』の請求がきた。商品以外の雑費で1万円近くかかっている。
トータル5万円でかなりの出費だが、A&Fで同じようなのを揃えるとそのくらいかかるし、XLサイズは輸入するしか入手方法がないので、まあまあ納得の価格。

注文から到着までの時間

海外通販も時間と距離の壁がかなり少なくなってきていると感じる。注文して10日もあれば届く。

注文:11/23
配送手続きの連絡:11/25
到着:12/3

以前、アメリカのREIからイスを買ったときも10日くらいで届いたので、海外通販の平均はだいたい10日位のようだ。

海外通販でキャンプ用品を個人輸入! REIでaliteとHelinoxを買ってみた
ゴールドウィンでaliteの取り扱いがなくなり日本でalite製品の正規購入ができなくなった。ちょうどゆるキャン人気と日本撤退が重なり国内でのaliteの『Mayfly chiar』価格が高騰している。 安く購入するためにいろいろ調べてみる...

本家サイトだけの特典

ヘネシーの本家サイトでハンモックを注文する際に気づいたのだが、本家サイトから注文する場合はタープ種類をカスタムしたりストラップの長さを選ぶことができる。

ハンモックのカスタムが可能 タープ、ストラップを選べる

追加料金無しでツリーストラップの長さ変更が可能。
106cm、183cm、243cmの3種類の長さから選択する事ができる。今回は2人で使うことを想定しXLサイズのハンモックを購入したため183cmの長めのストラップをチョイス。
長さを選べる理由は、巻きつける木の幹の太さに応じで変更できるらしい。ちなみに243cmのストラップは直径91cmの木に対応できる。

一番左が243cmだと思われる。 右の細いのがいつも使っている一人用の細いやつっぽい
183cmのツリーストラップ シートベルトと言われても納得するレベルの長さと幅の広さ

タープも選べる。四角形の極小面積のタープから六角形のレインフライ、周囲を覆えるハウスフライまで自由に組み合わせが可能。

もちろんすでにタープを持っている場合は購入しなくても良い。ハンモック用ではない普通のハンモックでも問題なく使える。

僕の場合はすでに極小、レイン、ハウスの3種類を持っているので今回は注文を行わなかった。その分価格が安くなるため出費を抑えることができる。

タープが選べるのも本家サイトから購入するメリットである。

あとはインサレーション関係が欲し商品があれば選んで追加する。今回は両方試したかったので両方購入した。

スネークスキンが無料でもらえる

さらにさらに、本家サイトから購入する特典としてスネークスキンとウォータコレクタが無料でもらえる。日本でスネークスキンを買うと4000円弱はするのでタダは嬉しい!

スネークスキン

ウォーターコレクタは使うか分からないが、タダなのでとりあえず嬉しい。タープの端にセットして雨水を集める漏斗みたいなパーツ。アメリカでスルーハイクをやるようなハンモッカーには必要なアイテムなのかな?

ウォータコレクタ

【まとめ】購入先のおすすめは?

日本で買う、海外から買う、それぞれどちらをがお得だろうか?

海外から購入する場合は無料のオプションが付くものの送料と関税が追加されるため、日本で買った場合とあまり差が無いように思う。組み合わせによっては輸入したほうが安くなるため、欲しいハンモックの価格と送料、関税などを足して比較してみてください。

  • 日本での購入がおすすめ(通販、お店)
    • すぐに欲しい
    • 英語とか分からないし海外から買うの面倒
  • 海外からの購入がおすすめ(個人輸入)
    • タープはあるのでハンモックだけ欲しい
    • 日本で売っていないモデルが欲しい
    • カスタムやオプションを選びたい

インサレーションとXLサイズのハンモックのレビュー

届いてから1ヶ月近く経つがなかなか出かける機会が得られず、未開封のまま道具棚に積まれているハンモックたち。

年末年始はかなり寒くなるようなので、デイキャンがてらインサレーション関連を使ってみたいところですね。

そのうちレビュー追加予定です。

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