ヘネシーハンモック ウルトラライトバックパッカーのタープに付属していたガイロープは軽量化のために細いロープが使われていた。このロープは確かに軽いのだが表面がツルツルで摩擦が少なく触った感じもチープ過ぎて使いものにならない。
実際に外でタープを張るときは自在結びなどの摩擦で固定する系の結び方ができずに苦労した。軽量化のためと言ってもタープにテンションを掛けられないのはどうかと思うのでガイロープの交換を行う。
交換用に購入したロープはAmazonで1000円程度で購入可能なφ2mmのパラコード。
似たようなパラコードが色々なメーカーから販売されている。今回は『Cheerly』というメーカーのものを購入した。
材質はポリエステルで3芯のタイプ。長さは50mといろいろと使うことができる長さだ。
iPhone7とサイズ比較。φ2mmなので小さめのリールに巻かれている。コレで50あるらしい。
カラーバリエーションはたくさんあり色選びで悩んだが、視認性と実用性を重視して反射材入のオレンジをチョイス。明るいところではそれりに目立ってくれそう。夜間の反射材の効果はどうなのだろうか?
嬉しい誤算としては、このパラコードは硬めでコシがあり求めていたガイロープのイメージにピッタリであった。以前にAmazonで太めのパラコードを購入したときはアウター(外皮)が柔らかすぎてフニャフニャしていてロープワークでは使いづらい感じがあった。今回購入した『Cheerly』のパラコードはアウターがしっかりしているので自在結びなどの摩擦で固定・調整する系の結び方に向いている。
毎回自在結びでロープの長さを調節していたが、面倒なので自在金具を購入してみた。
ポリカーボネート製で軽量(1g)で剛性・耐候性に優れる。紫外線に弱い樹脂材は太陽光に晒すと劣化してしまう。ポリカはカーポートの屋根などで使われる材質で金属と比べれば弱いかもしれないが必要十分な強度と耐久性が期待できる。
『ピンカド』がいい感じにロープに引っかかり緩みにくいらしい。このへんは使ってみてレビューを追加する。
交換の手順としては最初にタープについているロープを取り外す。
同じくらいの長さで新しいロープを切りタープに取り付ける。
これで交換作業は完了。難しい作業ではないので一瞬で終わる。
重量は若干重くなってしまうが、ロープの使い勝手は格段に向上する。タープの設営が更に高速化されることを期待する。
ロープ交換後に自在金具を付けておいた。今後は自在結びの必要はなく調整作業も簡単になるはず。
【追記】
タープがピンと張れました!ロープがツルツルしないのと自在金具のおかげでイライラが激減!
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