そろそろゲレンデオープンなので、MTB用のブレーキをアップグレードしてみました。
シマノのレジン系のパットだとスピードがでやすいゲレンデでは制動力に不安があるため、パットのメタル化と合わせてコンポのアップグレードを視野に入れて検討しました。
ゲレンデ下りはかなりスピードがでるためブレーキがしっかりと効きかないと減速できません。しかし、良く効くけどガッツンブレーキだと、ブレーキがロックしてスリップダウンする可能性があるため、コントロール性が良くて効き具合を調整しやすいことが重要です。スキルの問題もありますが、自分のような初心者こそブレーキは良いものを初めから使っておくことで余裕を持って安全に楽しめるのです。
SLXとMAGURAで悩む
今はシマノのACERA(BL-MT200)の油圧ブレーキがついています。10万円台のエントリーモデルのMTBには多いグレードでしょうか。もうちょっと金額出しておけばSLXが標準でついているモデルもあったのですが、買ったときにそんな知識は無く、安いMTBから適当に選んでしまいました。
初心者がちょこちょこ走り回るには全く問題の無い制動力です。見た目は上位グレードと比べるとチープですがしっかり作られています。
この先、フルサスのMTBを購入することを考えるとハードテイルのカスタムはほどほどにして資金を蓄えたいところです。なので必要最低限の性能でコストを抑えつつとなると「SLXあたりが良いかなー」とシマノのカタログを見ながらあれこれ考えます。
ショップへ行きショーケースの中を見ているとシマノ系のパーツと一緒にマグラのブレーキも販売されています。マグラは「コントロール性が非常に良い」と聞いていたので、気になってはいたのですが、高級品で高額との先入観があり横目でチラチラ眺めつつ、やっぱ「シマノだよなー」とシマノのプライスタグをチェックしていきます。
シマノ=割安のイメージがあって、単品だと確かにシマノは安いのですが一式交換すると、マグラのエントリーグレードと大差ない価格になりそうでした。
店員さんに相談してみるとSLXとマグラなら圧倒的にマグラが良いとのこと、やはりブレーキのタッチが違うとか。
使ってみないと何とも言えないですが、価格もSLXより少し高くXTRとかXTよりは安価で購入できるのでマグラで決めました。
マグラ トレイルスポーツ
購入したモデルは「MT TRAIL SPORTS 」というマグラの中でも廉価な前後セットのモデルになります。
このグレードでも鍛造のモノブロックのキャリパーで剛性があり、コントロール性の良さは上位のグレードとあまり変わらないとのこと。フロント4pot、リアが2potです。ハードテイルならリア4potは不要ですね。すぐにロックしてしまいそう。
ミネラルオイルも純正品買ってみましたが、安いシマノで良かったかも。しばらくは終わらないでしょうね。怪しい色…
どんなブレーキタッチなるのか楽しみです!
[つづく]
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