結論から書くとタイヤブートではチューブレスタイヤのパンク修理は不可でした。
タイヤブートはあくまでクリンチャータイヤ用ですね。
パンクの経緯
先日のふじてん走行中にシューシュー?じゅーじゅー?の異音が発生した。一旦止まって確認するも原因不明で不調な箇所は見当たらない。
枝でも巻き込んだのかなー、と思いながらコースを下り終わってもう一度確認すると、リアタイヤから白いシーラントが滲んでいる。
この時点でタイヤの空気圧はそこそこあるのだが、走行すると遠心力でシーラントが飛び散り、背後から襲ってくる。
サドルにシーラントでビショビショになり、パンツにもシーラントがベッチョリ付着する…最悪だ…
このまま駐車場に直行し、空気を入れ直してみるも漏れは止まらず、あいかわらずシーラントが漏れてくる。
予備のチューブは持ってきていたがシーラントの処理が面倒だし、結構走って疲れてきていたのでその日は走行終了に。
修理
ふじてんからの帰り際にショップに寄ってパンク修理のアイテムを調達しました。
パークツールのタイヤブートがチューブレスタイヤの補修に使えるかも?とのことで買ってみました。
ホーザンのHPを見るとサイドウォールの補修用パッチとの解説があります。タイヤが裂けたときにパッチを貼り付けて補修を行う、あくまで”補修用”の位置付けのアイテムです。しかもクリンチャータイヤ前提でっぽいですね。
↓パッチは3枚入で700円弱でした。
↓今回のパンク箇所
タイヤ外すときにシーラントはキレイに拭いて洗い流しています。
穴はシーラントが固まって塞いでくれいているようです。
↓タイヤブートを貼り付けるために穴の周辺をヤスリがけします。
↓温めるとタイヤブートがくっつきやすいと聞いたので、ドライヤーで患部周辺を温めます。
↓いざ、貼り付け!
この状態でタイヤチューブを入れて数日放置して様子を見ます。
恒久的に使えるのか?
最初に結論として書いたけど、チューブレスタイヤの穴あき補修には使えません。
粘着力が弱く剥がれてきます。チューブ入れて空気入れて押しつけるように使えば使えそうな気がします。
チューブレスタイヤの補修はシーラントの自己修復機能に期待するか、専用のパンク修理剤などを使うしか無いようです。
緊急時の工具として
チューブレスタイヤの修理はダメでしたが、ネットの情報を見るとクリンチャータイヤのサイドカット対応としては有効みたいです
まとめ
チューブレスタイヤの補修はタイヤブート不可、という結果になりました。
はじめに貼り付けるときに、粘着力が弱い気がしたのですが予想通りの展開です。
ビード上げもそうなんですが、チューブレスはイレギュラーなトラブルが発生したときの対応が面倒なので流行らないのかもしれません。クリンチャーならチューブ換えて、はいおわり、ですし。
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