FOX TRANSFER 取付編

自転車

先日購入したドロッパーシートポスト「FOX TRANSFER」の取り付け編です。
お店でやってもらっても良かったのですが、構造のお勉強のため今回は自分でやることにしました。

慣れていれば15分くらいの作業時間です。
途中でケーブルの皮むき作業が発生したのでなんだかんだで1時間くらいかかりました。

仕様

交換前後の仕様比較です。
MANICのドロッパーはLevo購入時からついていたものです。
Transferはポスト径が30.9mmのものしかなくスペーサーを噛ませてトランスファーを装着します。

項目交換前交換後
メーカMANICFOX
モデルX-FusionTransfer
ストローク125mm150mm
ポスト径34.9mm30.9mm
コーティングN/Aカシマコート!
重量510g565g

交換作業

純正のX-Fusionはこんな感じです。

突き出し量は約6cm

ストロークは125mmなので、それくらい伸びます。

既存のドロッパーを外すためにクランプのネジを緩めます。

次にレバー側のタイコを外します。

レバー側からケーブルを押し込みながらドロッパーを引っ張ると抜けてきます。

ドロッパーが側のジョイント部分

タイコを外すとこんな感じです。
このタイコが外れやすいらしく、定期的に増し締めするかハンダとかで固定したほうが良さそうです。

X-FusionとTransferの比較
ストローク分長くなっています。125mm→150mm
収納する筒側も長くなるため25mmの2倍くらいながくなります。(比べたときに、あれ?長くね?と不安になりました。。。)

お店の人の受け売りですが、トランスファーはシートクランプの部分が薄くなっているのが特徴らしいです。
このおかげでストロークを伸ばしても交換前より脚付きを向上させることができ、フルストロークしたときにさらに高い位置に調整できるようです。

今回はカシマコートの見た目重視で交換した部分もありますが、舗装路の登り区間で効率よくペダリングできるように更に着座位置を上げたいという目的がありました。

X-Fusionが510g

Transferが565gとまさかの重量増!
ストローク伸びているか仕方ないか。。。

ワイヤーの長さ調整で一悶着あり、手でアウターケーブルをカットしています。
ニッパーでアウターのワイヤを一本ずつカットしているのですが、マジでメンドイです。。。

X-Fusionは125mmストローク、φ34.9mm

Transferは150mmストローク、φ30.9mm

タイコの形状が微妙に違いますが最初から付いてたタイコを流用します。
使っていて外れるようであれば別のモノへ交換を検討します。とりあえず自分で修理もできそうなので外れてもなんとかなりそうです。

完成!
カシマゴールドが映えますね!

サドルの固定部分はこんな感じです。

キノコみたいなネジの締め付け量でシートの位置と角度を調整します。

筒が長くなったのでフレームに差し込む量が減ってしまいました。
一番奥まで差し込んだ状態で7cm弱
サドルのクランプ位置が低くなっているので脚付きは同じくらいか、若干低くなっています。
フルストローク時の高さは10~20mmくらい高くなっています。

乗ってみた感想

交換した翌日に長距離を走る機会がありました。累積標高は1500mくらいほぼ舗装路、下りも同じくらいの距離でシングルトラックを走りました。
若干シート高が上がったので漕ぎやすさが向上して効率よくペダリングできている感があります!
一番満足しているのは、チラッと見えるカシマコートのゴールドが見えたときですかね!

あとがき

本題とはズレますが、ケーブルのカット作業で苦戦したのでワイヤカッターを購入しました。
個人的に気に入って使っているPWT製です。レビューもいい感じで価格もそんなに高くなく期待しています!

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