SDA王滝の練習でロングライド行ってきました。本番は100kmを走らなければならないので、練習でどこまで走れるか自分の実力を確認するためのチャレンジです。
補給の練習
ロードバイクだと気軽にコンビニに立ち寄れる環境が多いですが、マウンテンバイクで山に入ると最寄りコンビニにまで20kmみたいな状況になることが多々あります。王滝も給水はありますが、補給は自分持ちなので、100km走りきれるだけどの補給食を計画する必要があります
今回の練習は以下で臨みました。
- グリコ パワープロダクションCCD ボトル2本分 2x200kcal + アミノ酸パウダーを溶かした物
- 自作ジェル 400kcal 1個
- 羊羹 100kcal 3個
- アミノバイタル アミノショット100kcal 1本
- アミノ酸スポドリ粉末 1ボトル分
- 塩タブレット 2個
- アクエリアス 1本(途中で購入)
- 水500ml (途中で購入)
朝飯はバナナとパンを1個、飲むヨーグルト1本。少ないかと思いましたが、暑くなる前に走り出したかったので、食べ過ぎずほどほどにしました。
止まって羊羹を食べるのが面倒で、ドリンクから補給する作戦で行きます。グリコのCCDドリンクが優秀で酷暑の長距離、長時間のライドでしたが空腹を感じずに走りきることができました。
標高が低いうちは暑くて汗がダラダラのため意図的に水分補給を増やしたので、荒倉山往復でボトルが1本空になりました。ここから先の山に入ると水の補給ができなくなるため、近くのセブンでアクエリアスと水を購入。塩タブレットで塩分を補給しました。
結果としては、ライド終了時でボトルはほぼ飲みきり、2L消費。補給食は羊羹には手を付けず、エネルギーはドリンクからの補給と自作ジェル、アミノショットで賄えてしまいました。私の場合はMTB100キロは1000kcalあれば足りるかもしれないです。
暑さのせいもありますが、疲れてくると羊羹ですら食べる気にならないので、ドリンクからエネルギー補給できるのは大変助かりました。補給食の戦略を考えるよい実験になりました。
本番はジェルフラスクをもう1本追加して、1500~2000kcalの食料を持ち込もうと思います。パワープロダクションCCDの小袋を1袋持っていくのも良さそうです。
あと気になったのが、アクエリアスを飲んだあとのげっぷです。パワープロダクションCCDをガバガバ飲んでいた時は一切なかったのですが、途中で買ったアクエリアスを飲むようになって、いきなりげっぷが増えました。パワプロCCDはクラスターデキストリンという糖類がはいっており、吸収効率が良くてお腹に残らないとのこと。
ネットの評判と実際に使ったみてパワプロCCDの効果をしっかりと感じることができました。値段が少し高めですが、レースでは間違いなくパワプロCCD使います。事前に自分の体で確認しておくことは大事ですね。
マウンテンバイクの最長距離
韮崎市~北杜市にまたがる林道をメインで走りました。どの道も車が通れる林道ですが、荒倉山はかなり荒れていて一般車両では立ち入れないレベルのガレガレです。道中すれ違ったのジムニーと地元の方の軽トラのみで、軽トラでもしんどいレベルの荒れ方をしてます。
その荒れ具合が王滝練習には丁度良く、マウンテンバイクだと楽しくライドできました。貴重な未舗装林道です。公開をしても問題の無いルートですが、マウンテンバイクは走る場所問題がつきまとい、あえてここでは載せません。似たようなルートはネットにアップされているかもしれないです。
荒倉山
荒倉山の登山口までバイク登り、登山はせずに折り返します。
林道の終点の案山子が登山口の目印です。
甘利山
荒倉山を下ったあとは、すぐ近くのセブンで水を購入し甘利山に向けて出発しました。最短コースで行くともっと短い距離になるのですが、あえて北杜市側を回って距離を稼ぎました。
命の水
ヘロヘロで登っている途中に湧き水らしきものがあり、顔を洗ったりクールダウンで使わせてもらいました。南アルプスの天然水であることは間違いないのですが、飲めるのか疑問だったので口には含まず。冷たくて生き返りました!
登頂
サイコンの残り標高が1mずつ減っていくことを心の支えに何とか登り切りました。獲得標高2500mははじめてかもしれません。
最後の延々と続く8kmの登りと、ちょいちょい現れる15%超えの激坂に苦しめられつつも、しっかりとペダルを回してトルクを掛けられている感触がありました。呼吸や筋肉はまだ余裕があったのですが、お尻が痛くなってしまい、何度かバイクから降りて休憩しました。王滝本番もお尻対策は考えた方が良さそうです。
甘利山の駐車場で写真でも撮ろうかと思いましたが、アブ?が大量発生しており止まるとチクチク刺されまくり痛かったので早々に撤退しました。
サイコンから
朝6時に出発して7時間近くも外にいました。
最後のとんがりが甘利山クライム。標高900から1600mまで延々と登ります。登りも大変なのですが、その後一気に1000mの降りがあり、楽しいですが気を抜けないため疲れます。お尻問題もあるので、上り下りは細かく分散されていた方が体に優しいです。
猛暑のライドでしたが、森林効果は絶大でした。山の中でも暑いなと感じていたのですが、麓の森を抜けて照り照りのアスファルトに出た瞬間に現実に引き戻されました。
↓の下山後の温度の跳ね上がりがそれです。サイコン読みで一気に10℃くらい気温が上がっています。
まとめ
ほとんど舗装路でしたが、距離と標高は十分に稼ぐことができました。90キロ2500mを完走できたので王滝100kmはトラブル無ければ完走できる目途がたっています。
補給もなんとなく分かってきたので、練習しながらいろいろ試してみようと思います。
珍しくマジメに練習しているので今年はパンクせずに完走できることを願っています。
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