転倒とディレイラーハンガーの修正

自転車

シクロクロスの練習中に転倒してディレイラーハンガーを曲げました。
MTBの方が乗車時間、走行距離は圧倒的に多いのですが、思い返すとハンガーを曲げるほどの大きなクラッシュは一度も経験がないです。

MTBで転んでも幅広のフラットバーのおかげで地面とディレイラーの距離がある程度離れているのも破損しにくい要因かもしれません。ロードジオメトリに近いドロップハンドルのシクロクロッサーは転倒1発でハンガー破損してしまい、マウンテンバイカーからすると脆弱に感じてしまいます。それなら転ぶなよって話ですが、その通りで、まだまだ下手くそですね。

↓軽微な曲がりでわずかにガイドプーリーが曲がっていることが分かります。

GORIX ディレイラーハンガー直付けゲージ GX-1946

PARKTOOLのかっこいい工具も検討したのですが、一生のうちに何度使うかも分からないので、値段重視のGORIXにしました。


ラベルが曲がっています。

調整工具で曲がりを直す

ディレイラーわ固定するネジ穴を使用するためディレイラー本体を外します。無線のeTapはこのような場合に便利ですね!チェーンを外してディレイラーのネジを緩めればすぐに作業可能です。


ハンガーのネジに工具を固定します。


左右にスライドするバーをリムに当てて位置を合わせます。


工具を45度または90度回転させるとリムとハンガーの平行が出ていない場合は、どこかで隙間または干渉が発生します。この隙間がどの位置でも均等になるようにハンガーを曲げて修正します。

意外と簡単です。アルミのハンガーなので極端な変形や何度も直す場合は疲労破壊でハンガーそのものが破損するリスクもあり、修正できる回数も限度があります。

予備のハンガーを2個購入していますが、今回は修正で対応できました。ハンガー単品で2500円位するので、シクロクロスをやるのであれば持っていても損はない工具ですね。

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