シマノのMTB市場への新製品投入が遅れに遅れて、ほぼSRAMしか見ないようになってきてます。2025年に新型XTRと下位のシリーズがリリースされましたが、私のバイクのコンポもほぼSRAMでシマノ使いたくても互換とかいろいろ考えるとSRAMでいっか、となってしまいます。
今回の背景とやることは、
- クロカン車のEPICでパワーを見たい
- パワーメター付きT-Typeのカーボンクランク(8bolt)を入手
- 現状のSRAM EAGLEコンポ搭載のバイクにT-Typeクランクをつけたい
- EAGLEのチェーンリングは3bolt、そのままでは8boltクランクにつかない
- 8boltかつEAGLEチェーン対応のリングが無い
- たまたまGarbarukがEAGLEもTransmissionもシマノ12sも使える!とのことで海外通販で購入
こんな感じです。
規格あれこれ
ただただパワーメーターを付けたいだけなので、ペダル型をチョイスすれば最速で解決でした。途中から将来的なT-Typeへのアップグレードやシマノの新型が発表など、気持ちが揺らぎまくって今回の組み合わせとなっています。
特にパワーメーターの選択肢が問題で、シマノがしばらくの間、コンポの更新がなかったので、ペダル型以外はほぼSRAMしか選択肢がありません。中古市場もマウンテンバイクのシマノパワーメーターは壊滅的。中華パワーメーターも活況ですが、チェーンリングとチェーンの組合せを考慮するとさらにややこしい。
SRAMは純正パワーメーターの選択肢が豊富で、AXS以降はチェーンリング型、クランクシャフト型が中華より安く買えます。カーボンクランクもかなり軽量に仕上がっています。
まずは、MTB対応のパワーメーターを選ぶとかなりの確率でSRAM、BBはDUB規格、最近の製品を選ぶと8boltのチェーンリングと仕様が定まってきます。
DUBも8boltもチェーンリングの形状もSRAMとシマノで異なるため非常に厄介です。チェーンリングorチェーンの規格を揃えてくれれば、前側のクランクと後ろ側のカセット、ディレイラーで別メーカの組み合わせができます。ここで愚痴ってもメーカ間の互換は永遠に保証されないと思いますが。
たまたま見つけたGarbarukのチェーンリングはシマノ12s、SRAM EAGLE、T-Typeのすべてのチェーンに対応するとのことでミックスコンポの悩みがすべて解決しました。耐久性は良く分からないので、とりあえず長期使ってみて追記します。
クランク
TransmissionのSLグレード。パワメの電池込みで525g。軽い。
EAGLEのたぶんGXグレード。650g。アルミだけどまあまあ軽いと思います。新型がDEORE XTは580gなのでこのグレードはシマノ有利。しかもシマノは安い。
ガルバのチェーンリングはアルミ削り出しで軽いです。
デザインはT-Typeのこちらの方が好みです。ただT-Typeのチェーンしか使えないため、SRAMの中でも互換無し
ガルバは歯先が長いことがメリット特徴らしいですが、T-Typeとあまり変わらず。ワンバイノ、ナローワイドでチェーン保持を気にするとだいたい同じ寸法になるのではないかと思います。
+40%らしいですがそこまで変わらない
DUB BB用のスペーサーを3Dプリントする
チェーンリング問題は解決ですが、今度はクランク軸の長さ問題です。
T-Typeはチェーンラインが53mmから56mmに変更になっているらしく、クランク軸がDUB WIDEが標準で長め。
クランクとBBの間に入れるスペースの厚みが異なります。入手性が悪いので、、3Dプリンタで印刷しました。一個あたり10円以下です。
3mmと7.5mmのスペーサーを印刷。
強度は劣りますが、場所的にはこれで問題ないかと。ガタついたらマシ締めすれば良いですし。
新型XTR x 4iiii
記事書いてる間に4iiiiからシマノのパワーメーターがリリースされました。8boltに固執せずに全部新型シマノコンポにしても良かったかなと。とりあえずMTB用のパワーメーターはSRAMで運用しますが。
新型XT(追記)
新型XTのドライブトレインアップグレードキットを購入しました。変速機周りはXTとXTRのミックスで、チェーンリングGarbaruk、クランクはSRAM、ブレーキmaguraとミックスしまくりです。
新型xt、変速が爆速で驚きです。統一感ないですが、お気に入り、いいとこ取りで組んだと思えば、自分にとっての最適解なのかもしれないです。
まとめ
Garbarukのチェーンリングはコンポミックスの救世主?!(長期信頼性、寿命はこれから見てきます)
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