ソロじゃないソロストーブ Bonfire レビュー

solostove bonfireと富士山 道具

2月の3連休、今年初のキャンプにふもとっぱらへ行ってきました

もちろん昨年末に購入したsolostove Bonfireの火入れも兼ねて!

今回はBonfireの使用感をレビューします!

購入編はこちらから

SoloStove Bonfire サイズも価格も超BIG!!! 【ソロストーブ】
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簡単に火が育つ

初めての火入れは牛乳パックの着火剤と乾いた薪を使う

薪は鉈で細くして火付きが良くなるように加工する

適当に重ねて牛乳パック(着火剤)に火を付けると焚き付け用の薪に火が移り大きく燃え始める。(薪が乾いていればフェザースティックは不要。着火剤があれば画像くらいの薪でも簡単に着火する)

この時の薪の重ね方は適当でOK、1本でもつけばあとは勝手に火が育ちます

こうなったら大きめの薪を追加して火起こしは完了、今回はベニヤ板の端材が合ったのでこちらも燃料に

最初に火を付けてから5分も掛からず安定した火に成長してくれる

これは超簡単!!!

普通の焚き火台だと火が安定するまで団扇で扇いだり、あの手この手で火を育てるがボンファイヤは火起こしの手間は一切ない

大きな壁によって風の影響を受けないため小さな火種が消えてしまう心配も無い

この日はかなり風が強かったが、そんなことは全く問題ない

構造自体が火起こし器そのもので、中で燃やし始めると煙突効果で空気の流れを作り自然と火が成長していく

火が安定すると無敵感がハンパない

火が成長してきたらドンドン薪を足していく

ボンファイヤの面白いところは、追加した薪が一瞬で燃えだすこと

普通の焚き火台だと足した薪の火にあたっている部分から徐々に燃え始めるが、ボンファイヤは足した薪の全体がすぐに燃え始める

火力アップまでのレスポンスがやばい、すぐに熱量になるのが伝わってくる

二次燃焼が美しい!

更に火力を上げていくと内側上部の穴から二次燃焼がはじまる

ついつい見入ってしまう美しい炎、これが見たかったので本当に買って良かった

煙がでない

これも2次燃焼の効果で極めて燃焼効率が良く、煙が殆ど出ない

2次燃焼とは、薪などを燃やす1次燃焼で発生する可燃ガスを再燃焼させること

solostoveは積極的に2次燃焼させる構造となっており、完全燃焼させることで嫌な煙が発生しないよになっている

ベニヤ板は接着剤などを使っているため黒い煙が出るかと思ったが、燃焼中の煙はほとんど出ていないようだった。風下に居ると煙ったい感じはあるが、油の多い針葉樹を燃やして涙が出るような煙は発生しない

焚き火は好きだけど焚き火のニオイはキライ!って人も多いのではないだろうか?僕も炎は好きだが真っ白の目が痛くなる煙に襲われるとそそくさとイスを移動して逃げ回っている。

側面も暖かい(熱い)

ガンガン燃える炎以外にもBonfire本体からも熱が出ている

強火力で燃やしている時は外側の壁もかなり熱くなり、熱を感じることができる

ウッカリ触るとヤケドするので注意が必要

底面もそこそこの温度になるようなので、芝生の上にそのまま置くと芝が焼ける恐れがあるので

断熱シートや耐火レンガで遮熱をしっかり行う必要がある

今回、下は砂利だったので特に対策はしなかったが次回以降、芝や草地の保護のために何か準備していく必要がある

オプションのところで説明するが2019年にソロスーブ用のスタンドが発売された。コレを使うことで地面への熱影響をかなり軽減できる様になった。

オプションのソロスーブ用スタンドが発売

2019年から『スタンド』なるものが発売された。文字通りソロスーブを載せるスタンド(台)である。

スタンドの効果は2点

  1. 遮熱(地面へのダメージを軽減)
  2. 空気の流れを増やす

ちょっとした工夫だけコレを追加するだけで見た目もグッと引き締まってカッコよくなる。ガンガン燃やしてる時にスタンド部分を触ってみたが素手で触れる温度だった。遮熱効果はバッチリ!

今までは大きめの石を焚き火台の下に入れたり、ペグを3本打って地面から浮かせるなど工夫しながら使っていた。このスタンドであれば設置・片付けが超簡単!さらに収納も本体の中にきっちり収まるのでかさばらない。

このスタンドはソロスーブを完成形へと近づけてくれる最強のオプションとなっている。

【最高のカッコ良さ】ソロストーブスタンドを試す
ソロストーブスタンドを試す ソロストーブの新型焚き火台、"Ranger"と"Yukon"が発表された。焚き火台と共に新しいオプションである"スタンド"も発売され2018年末に早速注文!日本だとまだ購入できないのでアメリカから個人輸入をした。...

火の粉がでない

使っていて気づいたのは火の粉が出ないこと

ふもとっぱらの強風が吹いていたが火の粉は皆無だった

炎は激しく上がるが、飛んでいく灰や炭に直接風があたらないため火の粉が飛ばないものと思われる

乾燥している秋口などは火の粉を飛ばしながらたき火をして焚き火している方を見ると危ないと思うことがあるが、この焚き火台なら風が強い中でも安心・安全に責任を持って火の管理ができるだろう

薪を入れすぎると火の粉が出る

長い薪を入れるとソロスーブの開口部分(フレームリング?)からはみ出した部分で燃焼するため炎が大きくなる。

もちろん風が吹けばはみ出した部分から火の粉が飛ぶので長い薪の入れすぎには注意が必要だ。

こうなるとまさにボンファイア(焚き火台)がボンファイア(大炎上)状態になる。

強風の中で大炎上しても安心感があるのが、ボンファイアの凄いところ。重量があるのでまず風が吹いてもびくともしない。

※焚き火をする際は風の有無に関わらず周囲に燃え移るものがないか確認をして、地面へのダメージを考慮して焚き火台をセットしてください。芝生を焼いたり乾燥した時期に火災を引き起こすような行為は厳禁。

長い薪+強風時のボンファイア

上の写真だと長い薪を入れたためこの様になってしまった。かなり長めの薪でも対応できるがはみ出さない程度に加工することが重要と分かった。

残るのは灰だけ

この焚き火台は驚異的な燃え方をしてくれる。いつも焚き火をする時は燃え尽きるまで夜中まで待っているか、小さくなった熾火と灰を火消し壺に放り込んで強制的に消火したりと何かと火の管理に時間がかかっていたが、『よく燃える→すぐ燃える』で火の管理は楽になった。

燃焼効率の良さに驚く

燃えている姿も圧巻だが、燃やし尽くしたあとの灰にも驚かされる

”残るのは灰だけ”のキャッチコピーをどこかで見たがまさにその通り

あれだけ突っ込んだ薪がキレイな灰になっていた、燃やし残しは無し

朝になれば完全に鎮火し灰だけが残る

片付けも簡単

灰しか残らないので片付けも簡単

灰に熱が無いのを確認して、Bonfireを覆えるゴミ袋を被せてBonfireを裏返して上下左右に振り灰を集める

10キロ近くの焚き火台をブンブン振り回すのはなかなか大変。。。。

余計な飾りがなく美しい円筒が仇となり持っているのがしんどい。この時ばかりは取手がついていたら良いのにと思った

重労働ではあるがこれだけで片付けは完了。分解、組立の必要が無いのでストレスにならないこともソロスーブのメリットの1つ。

板金を折りたたんだり組合せたりする焚き火台も持っているが、片付けを考えると部品点数が少なくシンプルな構造のものがこういう時に便利だと思う。

まとめ

特別なスキルも必要なくただ火を付けるだけで最高の感動が味わえる焚き火台

二次燃焼の美しさと圧倒的な火力はみんなでワイワイ囲むのにもってこい

『ソロじゃないソロストーブ』Bonfire 最高です!

二次燃焼の炎が大好きなので超solostove押しで書いてしまいました

小さいサイズもあるので興味ある方はぜひぜひ使ってみてください

【追記】2018年GWのキャンプでBonfire使ってみました

Amazonと楽天で正規品が購入可能!

日本の正規代理店のUPIさんでついに取扱を開始したようだ!個人輸入でためらっていた方、国内で簡単に購入可能ですよ!


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