三ヶ月も前の日記です。(2020年の夏ころ?)
下書きに放置されていたので頑張って最後まで書いてみました。情報量の多い一日でいろいろ体験楽しかった記憶があります。
天気の良かった休日にMTBで近所の裏山に遊びに行ってきました。
登山?
山頂まで舗装路を自走で登っていくわけですが、激坂を今まで登ったことがなく、ヒルクライムと言えばアニメの『弱虫ペダル』で仕入れたにわか知識のみ。主人公の小野田坂道君を筆頭にクライマーと呼ばれる登りの専門家がいてアニメだと物凄い勢いで自転車で坂道を駆け上がっていきます。
実際に登ってみると平地の100倍くらいしんどくて1番低いギアにしても登っていかない…MTBそのものが重いとかタイヤが太いとかあるが、そもそも身体ができていないことを痛感した。むしろ歩いて登った方が速いし楽なんじゃないかってレベル
林道
途中からは舗装路が終わり、林道に突入。林道の終点(山頂)を目指す。
ほぼ廃道みたいなところなので草がすごい。車が入れる部分まではまだマシだが、車止めの先は草が伸び放題となっている。
写真の先から下ります。まさに「峠」の文字がぴったりな雰囲気の場所でした。
ダウンヒルとやぶ漕ぎ
しんどい登りが終わり、峠の上まで来ればあとは下るだけ!?
と思いきや倒木を越えを何度かこなし
やぶ漕ぎしたり
まさかこのタイミングでやぶ漕ぎをすることになるとは思わなかった!
藪こぎは登山で笹藪とかハイマツ帯を越えるイメージがあったので、意外なところで初体験となった。
トトロでも出るんじゃないかってくらい神秘的な場所もあります
人が入らない&放置されて長いんでしょうね
人工物が見えてくるとホッとします。
この先のゲートで終点。
下っている時間は20~30分くらいで体中の筋肉が悲鳴を上げてます。MTBの下りは持久力ではなく筋力が要求されるスポーツ。特に握力はしっかり鍛えておかないとブレーキングで怖い思いします。
イノシシ登場
石や岩だらけの山道をMTBでガンガン走り降りていくと、不意に何かが目の前を横切った。
最初は熊かと思ったがよく見るとイノシシでこちらに気づいて逃げて行ったようだ。
GoProの角度が悪くて撮り逃してしまった。。。残念。。。
山に入ると野生動物と遭遇する機会がたまにある。猿とか鹿であればむこうが逃げてくれるのだが、熊とかイノシシは出会い方によっては襲ってくることもあるので、その覚悟が必要になる。(覚悟とは最悪襲われて死ぬこと)
また、そうなったときに実際に対処できる手段は少ないが、情報収集と対策、シミュレーションをして最低限の準備をすることが覚悟とセットで必要になる。
ダウンヒルからのヒル
家に帰って気づいたのだが、やぶ漕ぎでヒルに足の甲を噛まれたようだ。痛みは全くなく靴下を脱いだら真っ赤に染まっていたのでビックリした。ヒルは靴下の中で潰れたようで、赤いドロドロした物体が靴下から出てきた。
ヒルに噛まれるのも初体験で、止まらない血に焦る。ヒルジンという成分が血液の凝固を止めてしまうらしく数時間は血が流れ続けるらしい。
どうしようもないので、しっかり洗ってガーゼやティッシュを大量に使ってビニールテープでぐるぐる巻きにする。
夜には血が止まっていたので安心したが、初めてだとかなり焦るので皆さんも湿地帯や草の背が高い山に入る際はヒルにお気を付けてください。
まとめ
ちょっと裏山の林道まで、と軽い気持ちで出掛けたが意外と大冒険の一日であった。
整備されたコースに行って、登りはリフトでショートカットして降りに集中するのも楽しいが、自分の足で時間をかけて登って1本だけ長距離を降りてくるのも充実感がある。
ヒルは想定外だったので登山も含めて、山や湿地に入るときは十分に注意したい。
あと今回の写真はすべてGoProから抜粋していますが、マウントの角度が悪くて足元しか写っていないのが残念だった。
いちいち止まって写真を取れない時はGoProで動画撮っておけばあとから見返しもできて便利ですね。取付角度については今後の課題。
[おわり]
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