SDA王滝 42kmに参戦してきました。
初めての自転車レースで緊張していましたがなんとか完走することができました。
日時 | 2022.9.18 |
バイク | Specialized Enduro |
クラス | 42km MTB |
順位 | 総合40位代(3時間前半) |
大会前日
車中泊
競技開始が朝早いのと場所が山奥にあるためスポーツ公園の駐車場に車中泊をします。
競技前日は14時頃現地に到着して受付を済ませます。
14時であれば車中泊用の駐車場は比較的空いているので止める場所は特に問題ありませんでした。深夜or当日朝着の方だと隙間を狙って止めるしかないので苦労するかもしれません。
試走
今回の大会はコースが台風で荒れているとかで、松原スポーツ公園から10km先の場所がスタート地点になります。そこまでは舗装路なので移動時間の確認も兼ねて試走してきました。
ゆっくり走って10kmで30~40分くらいでした。当日のウォーミングアップにもちょうどよい距離ですね。
競技説明会
16時30分から競技説明会があり、コースの状況など注意事項の説明があります。
慣れている方は参加しないのかもしれないですが、安全のためにも気をつけるポイントの説明があるので聞いておいたほうが良いと感じました。
温泉、近隣状況
時間的に説明会後に風呂と夕飯になるのですが、近隣の宿は軒並み予約済みのため車で30分くらい戻って温泉に入りに行きました。
木曽周辺は温泉はたくさんあるのですが、日帰りの温泉が少なく、たまたま見つけた温泉も激混みで入場待ちの状態でした。
車の屋根にMTB積んだ方もいたので、皆さん考えることは同じなんだな〜と思いまながら温泉につかり明日に備えます。
◆代山温泉 せせらぎの四季
夕飯は車中泊ついでに駐車場で食べてもよいのですが、温泉と合わせて木曽の国道沿いの定食屋さんで済ませました。
定食屋なのになぜか焼き肉があり、上ハラミ定食とご飯大盛りでガッツリエネルギー補給をしました。気軽に焼き肉食べられていい感じの定食屋さんでしたよ!
◆むつみ食堂
駐車場に戻ると八時過ぎで全体的に静かになっていました。
騒いでるグループもいましたが、9時前なのでそのうち寝るでしょうと思っていたらいつの間にか静かになっていました。
温泉後にビール買っちゃったので寝床をセットして横になりながらまったり過ごします。焼肉定食のご飯大盛りでお腹いっぱいなのと、明日のレースでドキドキしてなかなか寝付けない感じでしたが、いつの間にか寝落ちしてました。
大会当日〜スタート
100km参加者の朝が早い
午前3時過ぎになると100、120km参加の方が起き始めます。
私は42kmなので5時くらいに起きればイイやと思ってたのですが、周囲が騒がしくなってきて起きてしまいました。(騒がしいといってもちょっとした物音や自転車のハブの音が聞こえるくらいです)
当たり前の状況ではあるので特に文句はないですが、次回参加の際はスタートの早い集団に合わせて睡眠時間の計算をした方が良さそうです。一つ勉強になりました。
トイレ渋滞
6時30分の100,120kmのスタートまではトイレに大渋滞ができます。スタート間に合わなかった人もいるのでは?!トイレはお早めに。
100km組がスタートしてしまうと会場は閑散としてトイレ渋滞も解消されました。
大会毎にスタート地点が異なるので、スタート前の準備はいろいろシミュレーションしておいた方が良さそうです。
100kmスタートの人数に圧倒される
スタートライン整列、めっちゃ人がいます!スタートしてから全ての人がゲートくぐるまでかなりの時間かかっていました。コースの関係で20kmほど先導車付きの舗装路を走るパレードランになるようです。
この後、42,20km組は10km先のスタートラインに自走して向かいます。スタートの先頭に並びたい人は100kmの後ろについて移動したようです。
42km スタート
スタートラインに整列後、しばらくしてからスタートとなります。
舗装路を少し走ってすぐに登りの砂利道に突入
登りで渋滞して全体的に減速します。息も脚も全然余裕だったので隙間を縫いながらガシガシ前に出て行きます。
10分くらい走ると人もばらけてきて自分のペースで走れるようになります。この辺からは自分との勝負が始まります。2周目もあるのでバテない程度に様子をみつつ登りをこなします。
1周目は1時間15分くらいで回れたのですが、2周目がダレてしまい最初の登りからペースダウンして抜かれまくりでした。一番斜度のきつくてがれている部分では歩いている人の方が多く、私もついに足をついて歩いてしまいました。意外にも漕ぐより早く進んで体の負担も少なく「何だこれは?!」と笑ってしまいました。
下り最強 ENDURO
ENDUROはサスストロークが前後とも170mmもある降り向けバイクなので、予想通りですが降り余裕でした。
グラベルの方に登りでバンバン抜かれていきますが、降りはバンバン抜きまくります。車種の特性がでていて異種混合で走るレースはなかなか面白かったです!意外と登れちゃうENDUROにも感動しました!
HTとかグラベルバイクだと振動がやばいと思うのですが、下りに特化したバイクだけあって振動とか衝撃とかは全くに気になりませんでした。サスストロークがあると下りの安全性も高まると思っているので意外と王滝のような斜度が急でがれているコースだと下り系MTBのありかなと思いました。
パンク 3回
パンク修理は3回もやりました。パンクするとは聞いていたのですが、まさか自分がパンクするとは…
1回目はスローパンクで空気の補充のみして、とりあえず復帰
2回目もなんだかリアタイヤの感触がイマイチなのでバイク降りて確認すると空気抜けてる…。パンク修理剤を半分くらい注入して復帰
3回目は最後の降り前にやはり空気が減っているので、修理剤を注入して復帰
3回目で修理剤を全部入れたのが良かったのか、降りではスローパンクのペースがさらにスローになって安心して降りきることができました
いずれも軽微なパンクで助かりましたが、路肩でバイクをひっくり返してチューブ交換している方もいて、大変そうだなぁ…疲れた状況でこれはやりたくないなぁ…も思いつつ作業されてる方の横を通過しました。
パンク対策でチューブを2本持ち込んだのですが、次回以降はチューブは1本に減らして、パンク修理剤の本数を増やそうと思います。軽微なパンクに限りますが修理剤ホントオススメです。
追い抜き時に転倒
1度転びました。激坂を登っているとき前方に二人歩いていて、真ん中抜けますと声を掛けて抜こうとしたのですが、ライン選びが悪く、追い抜き時に転倒しました。
声掛けた上で勝手に転んだので私が悪いのですが、「こういうのも含めてレースだなー」と感慨に浸りながら復帰しました。転んだことでちょっと冷静になれて転倒はこの1度できりでした。膝を怪我しましたが、バイクの破損は無く完走することができました。
走行後の汚れ状況
水たまりも気にせず高速で突っ切ったので泥だらけでした。スピード出せば出すほど跳ね上げがひどくなりますね。
ドロドロではあるのですが、汚れてこそ輝くと言いますか、こっちの方がバイクの使い方としては正しくてカッコよいと個人的には思っています。
ドリンクは三角にボトルを装着していまいた。無駄に太いダウンチューブのおかげなのか、マッドガードが機能していたのかは分かりませんが、あまり汚れは気にせずに水分補給ができました。
ハイドレーションと悩みましたが、ハイドレーションは残りの残量が分からない不安があるため、私はボトルのほうが良いかなと思います。走りながらでも余裕で補給できました。このへんは個人差ありますし慣れでしょうかね。
今後のレース活動
1ヶ月くらい必死に練習したので、初参加の割には良い結果が残せました!しんどい場面もありましたがとても楽しかったので次回の王滝も参加したいと思っています!
2周目の登り区間が永遠のように感じ、「早くこの状況を終わらせたい。。。」と心のなかで思いながらペダルを踏み続けました。部分的に歩いたりパンク修理していたのでタイムロスがあり、終わってみると「もう少しがんばれたのでは?」とドMな感じの心境になっていました。やってるときはシンドくてこれ以上頑張れないけど、終わってみると甘かったかなと反省する部分がでてきました。
本番で全力を出し切るためには練習でも全力を出さないとダメなんでしょうね
次回は42kmで順位アップを目指すか、100km完走を目指すか悩むところです。
クロカンレースに限らず、来年からは降り系のレースにも出てみたいと思っています。
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