チューブレスシーラントの補充とスルーアクスルの固着

自転車

ここ最近、LEVOのフロントタイヤの空気が抜けやすくなっている気がしていた。ホイールを回しながらチェックしていたところ、バルブ周辺から液体っぽいのが漏れているのを発見。

チューブレス化してから10ヶ月くらい経つ。そろそろシーラントの交換時期みたいなので交換を実施。その時にアクスルの異変も見つけてしまい色々と補修をしてみました。

シーラント交換

バルブの周辺に液漏れのような跡があり、シーラントが漏れているようだ。


空気を抜いてタイヤを外してみたところ、シーラントの分離した成分がゴムのように固まっていた。

ゴムっぽいやつが本来は漏れている部分で固まって穴を塞ぐ役割をしているが、分離してしまうとシール作用の無い液体だけが外に漏れ始める。そうすると加速度的に中のシーラントが乾燥して分離してカピカピになってくのだと思われる。

1年経たずにこんな状態なので、走行距離の多い方は半年に一度くらい交換かチェックしておくのが安心でしょうね。


シーラントを追加で入れて、ビード上げれば完了。本当はカピカピの分離した成分を綺麗にした方が良いのだろうが面倒なので省略。少し走ってみた感じでは特に問題なし。

チューブレスのメリットを感じつつも、この面倒なメンテナンス作業はなんとかならないかと思う。

スルーアクスルの固着

シーラント追加の時にホイールを外すわけですが、フロントのホイールを外すのはバイクを買ってから始めてかも?!10ヶ月間1度も外していない気がします。
そのせいなのか分かんないですが、フロントのスルーアクスルがタイヤの回転方向には回るけど、軸方向には回らない状態になってました。いわゆる固着です。

タイヤの回転方向に回るのはベアリングのおかげで、アクスルシャフトが固着しても、シャフトを支えているベアリングは異常がないので回転できてるようです。

フォークはLevoの完成車についてくるFox Rhythm 34、ハブはrovalの完成車グレードでそこまで良い部品ではなさそうです。

アルミ部品がたくさんあるので、無理にこじったり叩いたりするのは厳禁。アクスルを回したりカタカタ揺らしたりしながらなんとか引っぱり出す。


ハブベアリングとの接触部分の汚れが酷い。そのほかは接触部分ではないので比較的キレイな状態。


ハブ側を覗いてみると、ハブベアリングにサビみたいものが固着している。長期間シャフトを外さなかったためか、隙間から入り込んだ砂が固着している可能性もある。いずれにしてもこの固着物のせいでシャフトが抜き出しづらくなっていたようだ。

ステンレスのベアリングを使ってるのかと思ったけど、ハウジングの材質は鉄なのだろうか?


アクスルシャフト側にも汚れっぽいのが固着していたので、1000番の耐水ペーパーで磨く。
固着物は落ちたけど、一緒に表面のコートも削っていしまいマットにな感じになってしまった。


ホイール取り付けてとりあえず完成


メンテナンスはチェーン清掃と注油、あとは洗車くらいしかしてこなかったので、今回のトラブル?でもうちょっとこまめにメンテしてあげたほうが良いなと思った

安いハブだとカラーが圧入されていてベアリング交換ができないので、壊れたらハブごと交換になる。そういうところを考えるとちょっと高くてもメンテナンスがしやすいハブを選ぶのが自分の使い方だと正解なのかもしれない。

そろそろシーズンが始まるけど、今季は乗るだけじゃなくて、メンテナンスの方も注力していきます。
[おわり]

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