Levo SLに最初からついていたフォークはFOXのRYTHM Φ34でした。
たまにゲレンデ行ったりもしましまたが、Levoはトレイル中心でそんなに飛ばすわけでもなく、φ34で不満はなかったのですが、2年で1000キロくらい乗ったし、ベアリングとリアサスも交換したのでフロントフォークも一緒に交換しました。
FOXはOHが代理店に送らねばならず、OHするくらいなら新車外しの安い新品に交換したほうが良いとの判断です。
2020年頃のRythmから2022 or 2023モデルのFLOAT 36 Performanceに交換です。1世代、設計が新しくなっています。
分解
バイクから元のサスを外します。
1000キロくらいであれば特にヘタりも感じませんでしたが、少しずつ劣化はしているのでしょうね。ダンパーは一応元気ですがオイル交換ぐらいはしてあげたい距離です。
この作業時に一緒にリアサスも交換しました。
新旧比較
Φ34からΦ36への変更で2mmしか違わないはずなのに、インナーチューブがかなり太くなったように感じます。外観もかなり違いますね。
目立つところだとアーチの形状が違っています。
アクスルも剛性高そうだけど軽量のKabolt-Xになっています。写真だと分からないのですが、フォークの中に収まる頭の部分が極太になっています。
ステムシャフトもごっつくなってる?ぱっと見だと分からないですが、各部品の厚みが増しており明らかに強くなっています。
一番下位モデルのPerfomance無印なのでエア抜きバルブはありませんが、バルブ用のポートは付いています。ボトムケースは上位のグレードと共通っぽいですね。
重量比較
34 Rythmが2040g
36 Perfomanceが2010g
でまさかの軽くなっていました。
剛性アップで重量軽くなるとか最高ですね!
スターファングルナットの打ち抜き
スペシャライズドはSWATと言うステムに携帯工具を内蔵できるオプションがあります。
それを移植したいのでスターファングルナットを撤去します。
上から叩いたのですが外れず、あれこれ考えてダブルナットで上側へ引っこ抜く作戦に変更します。
取れました。ボルトの頭を固定してナットを回すと上に抜けてきます。
中に部品が残ったのでこれは叩いて打抜きます。
ステムカット
ステムの長さ調整でカットします。元と同じ長さに合わせます。
ステム長はあとで調整するかも、と思い長めにしたくなるところですが、今回は体に馴染んだバイクなの流用元に合わせます。新車とかだと長めに調整代を残しておきたい気持ちはわかります。
パークツールのハックソーとトピークのソーガイドを使います。
自転車のハンドルカットしたり、ステム詰めたりと何かと使うアイテムですね。
万力で固定していざカット
ラスペネ吹いたらスムーズに切れた気がします
専用工具なのできれいに切れますね! バリ取りして完成です。
完成!
見た目は大きくは変わらないですが、乗り味は鈍感な自分でも分かるくらい変わっていました。
うまく言えないのですが、これが剛性感UPなのか?って感じにかっちりしてました。
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