レギュレータストーブの断熱・滑り止めカスタム withシリコンチューブ SOTO ST-310

道具

レギュレータストーブ st-310の定番カスタムのシリコンチューブを脚に取り付ける作業を実施。

断熱とすべり止めが目的で、使用中に不意に脚に触ってしまい「熱っつ!!!」と声を上げるのを防止してくれることと、コンロ自体が動かいないように滑り止めの効果がある。

純正のオプションでこのシリコンチューブが存在するが、ケースやスパークアタッチメントとの抱き合せで販売されていて割高。純正のシリコンチューブが単品で売っていれば、多少高くても購入したのだが見つけられなかったので自分でカスタムをすることにした。

シリコンチューブの選定

シリコンの耐熱は200℃以上あり、シリコンスチーマーや鍋敷き、ミトンなど熱いものを扱う用途で多用されている。柔らかいのに熱に強い素材である。

色々調べると内径が4mmのチューブを選択するとジャストサイズらしい。外径は6mmと8mm(9mmもあるみたい)の選択肢がある。僕は外径は6mmをチョイスしたが、この辺は好みだと思う。径が厚い方が断熱性能は高いが見た目が不格好な感じがするので薄い方を選んだ。

色の選択肢も多数あり、透明、赤、青、黄色、黒と値段を気にしなければたくさん見つかる。無難に200~400円くらいで購入可能なΦ4mm×Φ6mmの透明シリコンチューブを選択。

ちなみに長さは1m。この1mの長さが絶妙で後述するが使い切れるちょうどいい長さであった。

チューブ取り付け

購入したチューブをバーナーに取り付けてみる。

今回はチューブを14cmの長さでカット

14cmでカットすると写真のように仕上がるので参考されたし、この辺も好み

(最初だけ12cmにしたが14cmが良さそうだったので残りの3本は14cmに統一)

▼チューブとレギュレータストーブ

洗剤を使うと簡単!

▼洗剤をチューブの中に1滴垂らす

少ないとチューブを通すのが大変だが、多すぎるとヌルヌルするため加減しながら取り付けよう。洗剤が乾けばヌルヌルしなくなるがチューブの中は乾きにくいため、ヌルヌル動くのが気になる場合はチューブをずらしてティッシュなどで拭き取ると良い。

▼こんな感じで差し込む

完成!

▼12cmを取り付けた状態

▼全部つけるとこんな感じ グリップが段違いになり安定感が増した

▼折りたたむ時も特に気にならない

ストームブレイカーにも取り付けてみた

▼1m購入して余ったチューブはストームブレイカーに取り付けた

こちらもジャストサイズで、しかも長さがピッタリだった!

実際に使ってみて(追記)

カスタム後の使用感は「とても良い!」の一言。滑り止めと火傷防止をこの値段でできるのはコスパ最高だと思う。

チューブの厚みも1mm(4x6mm)のものでも十分使える。調理後に熱くなっている脚を触ったときの温度はこんな風になると思われる↓

  • チューブなし:火傷するレベル。熱っっっっつ!!!てなる。
  • チューブ4x6mm:熱いけど触れる♪
  • チューブ4x8mm:余裕で触れる!(←これは検証していないので実際に使ってみた方、感想のコメントいただけると嬉しいです。)

上記を踏まえてチューブの厚さ以下のように選ぶのがオススメ。

  • コスパ重視:透明シリコンチューブ4mm x 6mm
  • タイリッシュさ重視:透明シリコンチューブ4mm x 6mm
  • カスタム重視:色付きシリコンチューブ 4mm x 8mm(or9mm)
  • 断熱重視:シリコンチューブ4mm x 8mm(or9mm)

厚手のチューブにするとボテッとするので色とか断熱にこだわりが無ければ、外径6mmのチューブで良いかと思います。値段もちょっと安いしね。

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