アルテグラのブレーキ不具合

自転車

2025年にTarmac SL8を購入しました。新車時から装着されていたULTEGRAですが、乗り出し数百キロでリアブレーキから異音が発生しました。

ヒルクライムメインで乗っていたので降りのハードなブレーキが原因で発生したか?と思い、ローターパッドクリアランスの調整やローターの歪み確認をするも異状なし。

パッドを新品に交換し、異音が再発するのでローターも新品にするも変わらず。

キャリパーオイル漏れ

異音が酷くなってきてリアのブレーキの効きも悪くなってきたので分解してみたところオイルが漏れてる?

パッド表面が湿ってる…

パッド裏もオイルのような液体が付着している。これは一度交換しているパッドで、鳴き止めなどのケミカルは一切塗っていない

この状態でピストンからのオイル漏れを確信した。オイル漏れでも異音が発生するらしく、ブレーキの効きの悪さもあわせて原因に納得した。


写真だと分かりにくいがローターもオイリー


キャリパーのピストン周りもオイリー。ブリーディングボルトからはオイル漏れ無し。ピストンから下のみ汚れているのでピストン確定。


リアのキャリパー台座にもオイル付着

不具合認定で新品交換

この症状が発生したのは新車購入から500キロ。途中でキャリパー以外の不具合を疑い部品交換を何度かしたので都度状態がリセットされ気付くのに遅れた。

購入店を通してシマノに不具合報告をしてもらったところ、不具合が認定され新品キャリパーへ交換となった。

インターネットで検索しただけでは情報が少なかったのだが、あるメディアでプロショップの方がシマノのブレーキ不具合の話題をチラッと語っていて今回の分解確認に至った。もしその話を聞いていなかったら未だに解決できていなかったかもしれない。アルテグラ限定か分からないが意外と多いのかもしれない。

シールの材質をアルテグラだけ変更しているのか?ピストンの材質、交差、表面処理が特殊なのか?105,Dura-aceは発生しないのか?いろいろ疑問はある。メーカーからの公式見解が出ないので、この場での明言は避けるが、違和感がある場合はパッドを外してオイル付着がないか確認をおすすめする。

DURA ACEへ交換

ULTEGRAが信用できなくなってしまい前後Dura-aceへ交換した。Dura-aceだからシールに問題が無い、という情報はないが、ULTEGRAのリコール情報が出ていない以上、新品ULTEGRAに交換しても同じ状況になる可能性があり、それならアップグレードするかと思いDura-aceを選択。

フル内装なのブレーキホースのカットが発生する、フロントだけULTEGRAを残すのも気持ちが悪く両方ともDura-ace化することに。

Dura-aceはモノブロック構造のため余分なボルトがなくコンパクトな外観となっている。ピストンホールのカバーも格好いい!

キャリパー交換したことで当たり前だが異音はピタリと止まった。モノブロック化でキャリパー剛性が上がったためかブレーキのタッチがとても良くなっている。ブレーキの効き方がリニアになり繊細なブレーキのコントロールが容易になった。MTBでもモノブロックのMaguraを使用しているが同じ感覚で使用できる。

いきなりブレーキが効きはじめる、いわゆるカックンブレーキのような動作もなく、ULTEGRAと比べて明らかに良くなっている。

Dura-aceのプラシーボ効果もあるかもしれないが、体感できる性能向上と気持ち的な満足度はとても高い。

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