気になっていたスマートトレーナーを購入しました。
kickr rollerとのサイズ比較
kickrrollerは自転車をそのまま置ける点がとても良かった。後輪を外す必要もなくバイクのスタンドとして保管にも使える。これは面倒くさがりな自分にとってはかなりのメリットであった。外に行きたいときはすぐに乗れて、インドアトレーナーとして使いたいときもすぐに開始できる。
デメリットは前輪後輪を外さないがゆえのスペース問題点にある。写真で比べると明らかに全長が違う。前後輪を排除したT7は圧倒的にコンパクトで手狭な自転車スペースをかなり有効活用できる。今までサイクルトレーナーに設置していたバイクをどこで保管するかという新しい問題点も発生しているが、コンパクトであることには間違いないし、コンパクトさを求めるのであれば圧倒的にT7は有利といえる。



STI基準で並べてみると車輪一つ分くらいの差はある。

質感
STIはダミーで変速のみの無線仕様。レバーは引けない。見たことないメーカーの名前が刻印されている。STIのカバーの質感が最悪でシマノかスラムの一般的な材質に変更できるだけで救われるのだが…

バーテープも微妙すぎる。ドロップハンドルのテープは名のあるメーカーしか使ってこなかったので質の低さにビックリする。グリップ感やクッション性は好みによるのでなんとも言えないが、触っていて心地よくない感触のためすぐに替えたくなった。スパカズの安定感の高さを改めて実感。このあと別のテープに変えました。


高さ調節のレバー。サドルステムのスライドが悪くてイマイチ。前後にカタカタするとやっと動く。


ペダル取り付けは噂通りで難あり
裏から六角レンチで回すタイプは工具のアクセスがぎりぎり。160mmまでは六角レンチで行けるけど、下の穴二つは二面固定のスパナタイプのペダルしか使えない
ドリンクホルダーは水平
使わないからいいけど、ここならなくても良いのでは

実走
トレーナーで使ってみた感想
使用音がとても静か
後輪駆動タイプのKickrRollerと一般的な3本ローラーしか使ったことがないので、それらとの比較になる。音がとても静かでベルトドライブのわずかなノイズと電気自動車のようなモーターの動作音しかしない。
チェーン駆動かつ後輪駆動のrollerと比べるとノイズ発生源のチェーンとタイヤがなくなり、ゴムベルトは筐体内に隠れているためとても静か。
パワーがあわせやすい
kickr rollerと比べてになるが、インターバルトレーニングなど指定のパワーが頻繁に切り替わる際にT7の優位性を強く感じる。ダイレクトドライブ系のスマートトレーナーはどれも同じなのかもしれないが、インターバルで高負荷に切り替わった瞬間に目標パワーと実際のパワーが瞬間的に一致する。自分ではケイデンスを維持することを意識するだけで良く、この体験は衝撃的であった。
kickr rollerではパワーがオーバーシュートしたりアンダーが出たりと目標パワーへのあわせ込みに苦労して、短いインターバル時間の序盤をパワー調整で消費していた。アンダーは良いがオーバーが出すぎた場合は無駄に疲れてしまいメニューをこなせない要因の一つにもなっていた。
T7はピタッとパワー調整が決まるので、トレーニングしたい負荷に長く滞在することができ、集中してトレーニングができると感じている。
瞬時にパワーが安定するが負担を感じるような強引なあわせ込みではなく、とても自然に目標パワーへ収束していく。
これは使ってみないと分からなかった点で、いろいろメリットはあるが一番満足している点でもある。
バイクとの接点
kickr rollerはお気に入りのマイバイクに乗るので当たり前かもしれないが、ハンドルの質感からBBやクランクの状態まで完璧になっている。乗り心地は実走そのもので、リアホイールがある程度自由度を持っていることも実走感に近い要因と思われる。
反対にT7はバーテープがショボかったり、STIのゴムカバーがイマイチだったり手で触れた瞬間の気持ち悪さはある。これは部品を替えるか慣れるしか無いと思うが、乗り始めは大きな抵抗を感じた。
コストもあるので仕方ないと思うし、メーカー側もユーザーが自由に交換する前提でショボいというか最低限の部品をつけているのかもしれない。
複数人で使う
kickr rollerはマイバイクを設置していたので、ポジションが完全に自分用になっていた。
夏場は屋外が危険なほど暑く、冬は冬で寒いためか妻が外で運動をしなくなる。せっかく家の中にスマートトレーナーがあるので活用して欲しいところだがポジションを問題がどうしても解決できなかった。
tarmacは完璧に自分用にあわせてあるのでポジションをいじりたくない。妻用の自転車をこのためだけに買うのもどうかと思うし、保管場所と設置の問題もある。
複数人で使う前提でT7を導入したことも一つの目的である。工具を使わずレバー1つでポジション調整可能なメリットは我が家の環境だととても大きい。
使い始めてみると妻ひとりでもポジションを変えて乗っているので、狙い通りに使えている。
アプリ連携
購入当初はWahooのサイコンで車速が拾えない現象があったが、いろいろ触っていたらいつの間にか解決した。
MyWhoooshとも連携可能でMyWhooosh経由だと車速が表示されるのだが、Wahoo系のサイコンだと当初は車速表示できず。Zwiftは試してないけどできるはず。
メニュー作成などもAIのClaude有料版を使っているので自動作成、カレンダー登録、サイコン反映まで指示するとやってくれる。
Claude→最近のトレーニング状況分析→メニュー作成→intervals.icuにメニュー登録→サイコンに反映→T7でトレーニング
今までTrainingPeaksなどを手動でポチポチしてメニュー登録していた部分が簡単にメニュー作成、登録できてとても楽になった。
インドアトレーニングのときは大きな画面で映画を見ながらライドするのでMyWhoooshやZwiftとの連携は画面占有の都合でできない。サイコンでメニューだけ表示、大きなモニターは映画表示が理想形。意外とサイコンでメニューだけ、の流れを実現することが難しかったのだが、AIとT7でいい感じに実現した。
T7ではなくKickrRollerでも、このやり方はできますがタイミング的にT7が来たときに一連の仕組みが完成した。パワーが合わせやすいメリットもあり、理想のインドアトレーニング環境の整った。
剛性が低い、揺れる
KickrRollerはガチガチに固定しないため、自然なバイクの動きがあった。例えば左右の揺れなと。自然すぎるので剛性とかは考えたことが無かった。普通にバイクに乗っている感覚。
T7はペダルは回るけど、調整部以外の可動部はなくダンシングや高負荷をかけると揺れる感覚がある。本来動かない物がたわんだり傾いたりしているような不自然な動き。これを剛性が低いと感じてしまう点かもしれない。
そうは言ってもMax700wくらいしか出ないしダンシングするトレーニングもやらないため、私にとってはこれでまったく問題ない。剛性が低いと感じるだけで、特に影響はない。
まとめ
総じて満足度は高い。フットプリントも小さく省スペースになった。インターバルトレーニングもスパッと負荷の切り替えができて効果的にトレーニング出来ている気がする。
価格は25万円前後で購入でき、高いか安いかは人によるが、他社のスマートトレーナーと比較する明らかに安いことは間違いない。
質感やブランドに関しては他社に劣るところとあるかもしれないが、この完成度でこの値段であれば、はまる人は多いのではないかと思う。高価であったが私も買ってみて良かったと感じている。
今回購入したのはこちら。CYCPLUS インドアスマートバイク T7 Zwift対応 アプリ連携 簡単設置 自転車パワー 室内サイクリング インドアトレーニング用

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