【開封レビュー】ソロストーブ レンジャーが到着!【Solo Stove Ranger】

焚き火

遂に届きましたSoloStoveのRanger

アメリカ発送で届いたときは箱はボロボロ。海外通販利用するとこんなのはありたり前だから最近は気にしなくなっている。本体は無傷だったので問題なし!

外で使った記事はこちらから↓

【デイキャンプ】ソロストーブ レンジャーとタイタンの火入れ2019/3/3
年始に届いたソロストーブのレンジャー。 早く使ってみたくてうずうずしていたが忙しく出かける機会がなかった。 やっと出かけるチャンスが来たのでデイキャンプで焚き火をしてきました。 動画 動画撮ってきたのでデイキャンプの概要はこちら↓から御覧く...

開封

レンジャー全体をいろいろ観察・比較をしてみました。

ボンファイヤより小ぶりでもう少し軽いタイプをずっと熱望していた。ボンファイヤはガンガン薪を突っ込んでも燃やし尽くす強力さは魅力的だったが、重さとサイズが難点で気軽さに欠けていた。→ソロじゃないソロストーブの記事はこちら

今までは“ボンファイヤ”よりひとつ小さいサイズは“キャンプファイヤ”であったが、“キャンプファイヤ”は焚き火台(Fire Pit)というよりはクッキングストーブ(Stove)に近い立ち位置となっている。

今回追加された“レンジャー”はボンファイヤとキャンプファイヤの中間に位置するサイズ。

公式サイトを見ると”レンジャー”の位置づけは焚き火台(Fire Pit)になっているので、まさに私が熱望していた“それ”そのものなのである。

見た目

ボンファイヤをすでに持っていて、ボンファイヤ用のスタンドも一度使っているので新鮮さは少ない。ただ明らかにボンファイヤと比べると小さくなっていて丁度良いサイズ感であることが伺える。

ソロストーブ レンジャー
スタンド部分を拡大

新製品の”スタンド”はボンファイヤとレンジャー、一番大きいユーコン向けにつかされたオプション。地面へのダメージ軽減と吸気口への整流効果を狙っている。

スタンドと本体
ソロストーブ レンジャー

外観はパット見はボンファイヤと一緒で、写真で見ただけだと縮尺がわからないのでどっちなのか分かりにくい。

レンジャー フレームリング

フレームリングはボンファイヤのものと比べると若干丸っこくなった気がするが大きな変化は無さそうだ。

ボンファイヤ フレームリング

ロストル(底網)の形状が変更に

外観の変化はサイズくらいであったが、新型のレンジャーはロストルの形状が変更になっていた。本国(米国)の公式サイトを確認してみたが変更した理由については特に言及されていなかった。個人的に考察をしてみたので後述する。

レンジャー 燃焼室内部

燃焼室の見た目は、パッと見ではボンファイヤと特に差はないように見える。

ロストル部分を触ったりよく観察してみると、ロストルが今までフラットだったものが球状(上に凸)の形に変更になっている。(写真だと分かりにくいので後で図でも追加しようかな)

個人的に形状変更になった理由を考察してみる。(公式サイトなどで正確な情報が得られた場合は更新予定です。情報提供いただけると助かります!)

  • ロストルの変形防止
  • 吸気効率の向上
  • 灰受けスペースの拡大

ロストルの変形防止

昨年ボンファイヤを酷使したときに気になったのがロストルの変形と破損である。ソロストーブは五徳とスタンド以外すべてのパーツが溶接されているためロストルが破損すると最悪買い替えになる。(ロストル部分を全部撤去して別のロストルを設置する方法もありだと思う)

ボンファイヤはロストル部分がフラットのため板状のロストルが熱による歪などでお皿状(凹型)に変形してしまうことが懸念される。

レンジャーのロストルの形状を見ると凸型になっているため熱での変形に強くなっていると予想される。おそらく、ヘビーユーザーがロストルを破損してしまいその改良でこのような形状になったのではないかと思う。

吸気効率の向上・灰受けスペースの拡大

もう一つ考えられるロストルの形状変更理由として、吸気向上と灰受けスペースの拡大が考えられる。

ボンファイヤは相当な量の薪を突っ込んでも翌朝までに確実に燃やし尽くしてくれた。ただ燃やせる量にも限界があり、ある程度の灰が溜まってくるとロストル部分が詰まってしまい酸素の供給が遮断されて細かな薪や炭が灰に埋もれて燃え尽きなくなってしまう。

ロストルが凸型になることで、ロストル下の灰受け皿とのスペースが広くなり貯められる灰の量(燃やせる薪の量)が多くなる。更に空気(酸素)の通り道が広くなるので燃焼の効率がアップすると予想される。

これも後で図を作って解説したいと思う。少々お待ち下さい。

スタンドを設置しやすい底形状

これは変更点なのか分からないが、レンジャーは底の溝部分がボンファイヤと比べると深くなっている。スタンドに本体を載せたときのしっくり感はレンジャーの方が明らかに良くなっている。

レンジャー スタンドと底部を拡大
レンジャー スタンド設置

サイズ感・重量はどうなのか?

レンジャーの重量は6.8kgでボンファイヤの9kgと比べると軽いが、市販の焚き火台の中ではかなりの重量級。見た目は小さくなっているが持ってみた感じは予想より重たかった。

レンジャーを抱えてみた

抱えてみると肩幅と同じぐらいなので、ボンファイヤと比べると持ちやすく感じる。※ボンファイヤは抱えるのは結構大変

身長166cmでレンジャーと並ぶ

並んでみるとこんな感じ。普段から折り畳める軽量な焚き火台を使っている方からするとなかなかのサイズだろう。

収納性は?

収納と言ってもスタンドが中に仕舞えるだけで大して小さくなるわけではないが。。。ソロストーブの頑丈さとスタッキングできない構造はトレードオフ

レンジャー スタンドを収納した状態

専用設計なので当たり前だが、スタンドは本体内に収納可能

レンジャー スタンドとフレームリングを収納した状態
レンジャー用の収納袋

レンジャーにはボンファイヤと同じ収納袋がついてくる。内側にポリウレタン?のコーティングがされていて丈夫な生地は灰を外に漏らさず耐久性もそこそこある。持ち運びやすいようにトートバッグの様な持ち手が付いてるのも良い。

どこで買えるの?

2019年1月現在、日本での輸入代理店では取扱がないようだ。私はアメリカの公式サイトから直接買ったので発売と同じタイミングで入手ができた。

今すぐ欲しい方はアメリカの公式サイトからの購入をおすすめする。今ならレンジャーとスタンドがセットになったパッケージが200ドルで購入可能。通常は本体が270ドル位するのでかなりお得に購入することができる。やり取りは英語になるが、日本の通販サイトとのように買い物かごに欲しい商品を追加、住所を入力して、決済をする流れは同じ。

気になる送料は私の場合は日本まで送ってもらって165ドルほどだった。本体と送料で合計370ドルほど。日本円で4万円弱となる。ヤフオクやメルカリを見ると4万円後半で取引をされているので、セール中の今であれば直接買うのが一番オトクだと思う。

海外通販で輸入する場合は、税関で税金を払う場合があるが今回はそれがなかった。送料に含まれて個別で支払わなくても良い場合があるのでそれだろうか?このへんはケース・バイ・ケースなので個人輸入に詳しいサイトを良く読んでから実行されることをおすすめする。

【追記】Amazonと楽天で正規品が購入可能!

日本の正規代理店のUPIさんでついに取扱を開始したようだ!個人輸入でためらっていた方、国内で簡単に購入可能ですよ!

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